広島カンツリー倶楽部八本松コースの改造工事進捗状況

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TACT-CHARA_420180717.jpgのサムネイル画像 広島県の広島カンツリー倶楽部では2019年1月15日から同年9月末までの予定で、八本松コースを全面クローズし改造工事を行っております。工事の進捗状況としては、2月から3月にかけ大変順調に進み、現在に至っているとの事ですが、詳細は同倶楽部のWebサイトで適時確認出来ます。

 改造へ至った理由の一つは、乗用カート導入に伴うコース整備を上げられます。これまで西条コースでは2001年より電磁誘導式乗用カートを導入していましたが、八本松コースでは従来通り歩きでのラウンドでした。しかしながらインコースは起伏が激しい事から、かねてよりその導入に関しては、会員より期待の声が上がっていた様です。

 そして今工事のより大きなテーマとしては、これからの50年へ向け、対応していけるコースであり続ける事です。その為には単にカート道路の整備のみならず、グリーンであったり、ハウス周りであったり、更にはルーティングを含めたコース改造を必要としたのです。

 グリーンは今回床から改修しますので大がかりと成りますが、平均約500平米のワングリーンへ、第四世代の芝種で007の後継種と言われています777を施用する事に成ります。当然この芝種は酷暑対策として採用されるものであり、将来のトーナメント開催時に於いても、プロゴルファーの求めるクオリティに充分対応出来るものです。

 今回コース改造を担当しますのは、日本ゴルフコース設計者協会理事長の川田太三氏ですが、プロやトップアマに難しく、アベレージゴルファーにはフェアなコースへ、仕上げたいと豊富を語っております。そしてルーティングも変更になると共に、総ヤーデージは約200ヤード延長されます。簡単な内容は、下記の通りです。

新ルーティン.jpg
新ルーティング

現在の工事が順調に推移した場合、2019年10月3日に新しく生まれ変わった八本松コースが、多くの方々へお披露目される予定の様です。