オリンピックゴルフ競技対策本部(以下対策本部)は2019年6月26日都内会場にて、第32回オリンピック競技大会(2020東京)に於ける日本代表女子ゴルフコーチへ、プロゴルファーの服部道子氏を任命したとして記者会見を行いました。
前回のリオ五輪ではプロゴルファーの丸山茂樹氏が、日本代表ヘッドコーチとして男女を統括する形で、役割りを果たしておりました。がしかし丸山氏は常々女子選手との意思疎通の難しさが課題だと提起しており、今回対策本部はその丸山氏の意見を参考に、女子コーチ職を設ける事になったのです。
倉本昌弘強化委員会委員長によれば、女子コーチ選出そのものが「遅すぎたと言えば遅すぎた」と反省の弁を述べるも、服部氏の選出に付いては、実績や能力からして最適任者であると評価したのです。
服部氏は女子コーチ就任について、小林浩美強化委員会副委員長より電話連絡を受け要請された訳ですが、「突然の事なので驚いた」「考えさせて欲しい」と伝えるも、翌日には「私で良ければ」と受ける事に成ったと、当時の状況を説明しております。
今後は選手の体調管理などをサポートして行きながら、彼女たちが最高のパフォーマンスを発揮出来る様に努めたい、と服部氏は今後の抱負を述べました。更に来年のオリンピックはホームと言う地の利を活かせれば、メダル獲得も決して夢ではないと締めくくったのです。