群馬県の高崎KGカントリークラブは2019年12月末をもって営業を終了し、ゴルフ場を閉鎖するとしております。同ゴルフ場関係者によれば、会社方針との事です。
同ゴルフ場によれば、年間約35,000人の集客は出来ているものの客単価が低く、近在ゴルフ場の安値合戦に取り込まれてしまっているのが現状で、収益ベースで捉えた場合、事業を継続して行く事が最善なのか疑問視されていた様です。
プレー代金が安く無ければ、プレーヤーを呼び込めない現状が、この様な決断へ至らせたのだと言えます。ちなみに平日とは言え、食事付き消費税と利用税込みで5,000円未満では、どの様な経営者も戦意を喪失してしまうのは、致し方ないのだと思われます。
現経営会社が同ゴルフ場を取得したのは2006年夏の事でしたが、当時約500名の会員が在籍しておりました。その後会員の高齢化から徐々に退会者が増え今日に至っており、2019年6月現在で約100名が在籍しております。
同クラブ会員は1,000円の預託金額を保有しておりますが、同クラブではその金額を返還し解散する予定の様です。また同ゴルフ場閉鎖後の跡地予定に付いても現在、具体的な計画は無い様です。