ゴルフスタジアム事件(ジャックス裁判)の途中経過

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ジャックス裁判へ向かう『守る会』有志

 ジャックスを被告とした「ゴルフスタジアム被害者を守る会」による、債務不存在確認請求事件<平成29年(ワ)第17494号>の公判が、2019年5月31日東京地裁にて行われました。ジャックスを被告とした当該裁判は、原告の人数が多い事から幾つかのグループに分かれており、今回は手柴弁護士を原告側代理人代表としたものです。

 当該裁判に於ける傍聴者は毎回多く、中には九州方面から来た事を伺うと、「守る会」の思いの強さを感じさせます。さて今回伊藤繁裁判長は、手柴弁護士に対し書証提出の進捗状況を確認したのですが、手柴弁護士からは9月末頃になる予定との回答を受け、次回公判は10月4日と言う事になりました。

 手柴弁護士は伊藤裁判長とのやり取りの中で、今成弁護士が担当しているジャックス裁判では、田中裁判長がジャックス側に対し被告とのやり取りを確認した記録の提出を求めた事を報告し、原告側としても当該裁判に於いて同様に求めて欲しい旨を伝えました。

 これに対し伊藤裁判長からジャックス側に対し、「提出を求める」発言は有りませんでした。

 閉廷後弁護団長の西村弁護士より、手柴弁護士の戦術を評価すると共に、新たな戦いの提案も有りました。また同席していた今成弁護士によれば、ゴルフスタジアム破産資料から、ゴルフスタジアム社とローン・リース会社の癒着とも取れるものが見つかっている事の発言が有り、「守る会」有志を勇気づけるものと成っていました。