2019年5月27日公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)は、定例理事会開催後に記者会見を行い、幾つかの重要な案件に付いて報告が有りました。一つは日本プロゴルフ選手権の件、二点目は女性会員の件、三点目はゴルフスタジアムの件です。
日本プロゴルフ選手権の開催は、2020年に日光カンツリー倶楽部にて開催される事までは決まっているものの、それ以降に付いては未定でした。しかしながら当日の理事会で倉本会長は、2021年以降数年先までまとまった事を報告しており、メディア向けには7月の理事会開催後に詳細を明らかにするとしたのです。
女性会員の入会規定に付いては、前回の理事会に於ける決議事項として、5月の理事会で詳細を明確にする事を目標として議論を進めて来たのですが、残念ながらまとめる事は出来ませんでした。検討課題の中には会員として受け入れる技量に付いて、目標ストローク数をどの様に定めたら良いのかと言う点も含まれております。
実際これまでに数件の女性入会に関する資料徴求などがあるものの、現実的に入会申請そのものは現時点で無いとの事です。
ゴルフスタジアム事件に付いては、「守る会」よりPGAに対し、援護射撃的声明文を出して欲しい、旨の要請が有りました。総合的に判断し出したPGAの結論は、裁判が進行している中での声明文は、得策ではないとの事でした。とは言え当該事件に巻き込まれた400名ほどの会員を、守らねばならないと言う点に、何ら変わりは無いとしたのです。