宮崎カントリークラブの会員権

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TACT-CHARA_420180717.jpgのサムネイル画像 宮崎県の宮崎カントリークラブでは、LPGA(一般社団法人日本女子プロゴルフ協会)最終戦の『LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ』が、2003年より毎年開催されており今年で17年目を迎えます。

 大会は4日間競技ですがギャラリーの来場者数は、多い時で合計約2万人を数えるほど、人気のあるものとなっており、最近の傾向としては県外からの来場者が増えつつあるとの事です。

 同ゴルフ場にとっては、LPGAへのコース貸しとは言え、年間の大きな行事であると共に最大のアピールポイントになっています。このトーナメントの影響力は大きく、「あの素晴らしいコースで一度はプレーしてみたい」と言う体験型ゲストプレーヤーの来場が、最近特に顕著との事です。

 県内外から評価の高い同ゴルフ場ですが、同クラブは会員制システムを採用している為、このゴルフ場の魅力を充分に堪能する為には、会員に成る事が一番の近道だと言えます。ではどの様な手続きを、取る必要が有るのでしょうか。

 会員数は約800名との事で、県内六割の県外四割と言う地域構成になっており、会員は正会員のみです。先ずこの方々の会員資格を譲って頂く必要が有る訳ですが、会員権は株券と預託金証券の2種類があり、比較的株券が高い傾向にある様です。株券は10株券2枚の合計20株を取得する事で正会員権一口の資格に成りますが、これを書き換えるには名義書換料(25万円+消費税)の他に、入会預託金5万円が必要になって来ます。

 預託金会員権の証券額面は、一律80万円でこれ以外の額面は存在しないとの事です。名義書換料は25万円と消費税のみで済みます。

 これら会員権のいずれかを取得し入会申請する訳ですが、正会員2名の推薦無しには書類を提出する事が出来ません。推薦会員の在籍年数は不問との事ですが、会員は推薦するに当たり、自らの印鑑証明書を添付し実印で押印する事が基本の様です。

 当該クラブ会員権の需給バランスですが、地元を中心に活躍している会員権業者によれば、常に買い希望が多く売り手を探すのが大変との事です。競技面よりは社交を重要視した、地元経済界のゴルフクラブと言うのが、宮崎カントリークラブの見えて来た姿だと言えます。