PGAでは3月の総会後に女性会員受け入れへ

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TACT-CHARA_420180717.jpgのサムネイル画像 公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)は、2019年1月15日都内会場にて定例理事会を開催し、女性会員の受け入れを2019年3月の会員総会へ報告した後に、行って行く事を確認しました。

 これは現執行部によるPGAの制度改革の中で、女性の受け入れはPGAの定款を何ら変更する事無く出来るものであり、将来入会して来るであろう女性会員のみならず組織自体が、大きな恩恵を受けられると判断した事により行うものです。

 もともと女性を拒否する様なPGAの定款では無いものの、現実的に実績は皆無の状態でした。これは女性の入会をPGAが拒んだからでは無く、男女それぞれのプロゴルファーが一般社団法人日本女子プロゴルフ協会(以下LPGA)とPGAへ、自然とすみ分けされて来たからだと言えます。

 近年PGAは新たにゴルフへ取り組む人々を開拓すべく、様々な手法にて努力しており、更に組織の強化・拡大へ向け、各方面の団体とも協力関係を構築して来ております。この過程に於いてレッスンなどをPGAへ希望するクライアントから、女性プロゴルファーの派遣を依頼されるケースもありましたが、これまではLPGAへそのニーズをつないできておりました。

 この様な過去の経緯を見ても分る様に、女性会員の受け入れは必然性を鑑みたものと言えます。PGAとしてはこれまで友好関係を築いているLPGAの領域を犯す様な事態は避けるべく、基本的にはLPGA会員へPGA側からアプローチする事は無いとしております。

 では今後どの様な女性が、PGAの門戸を叩くのでしょうか。