神奈川県の葉山国際カンツリー倶楽部(以下葉山国際CC)と兵庫県の六甲国際ゴルフ倶楽部(六甲国際GC)は、2019年1月1日より相互の会員が、相互の施設を利用出来るとした施設利用業務を開始しました。
葉山国際CCの会員は自らのクラブを通じ、六甲国際GCの空き状況を確認してプレー予約する事になります。利用可能日は原則として月曜日から金曜日までの平日に限りますが、閑散期や冬期などに付いては受け入れもその都度検討される様です。プレー料金に付いては、ほぼ双方会員料金に近い内容になるとの事です。
葉山国際CCにとってこの様な他クラブとの会員相互利用提携は、初めての経験に成る様ですが、他方六甲国際GCは既に14クラブと提携しており、この度の件により計15クラブになったとしております。双方既にWEB上にて会員へは、告知済みとしております。
以前よりこの様な相互利用提携は、歴史のあるいわゆる名門クラブ同士にて行われていました。この提携の主たる目的は、月曜日から金曜日までの平日に於いて、如何に集客力を高めるかと言う点につきます。平日とは言え来場するビジターの属性が不確かでは、受け入れ側に於いても常に不安が付きまといます。この様な要素を払拭出来るのが、この度の様な相互利用提携に成るのだと思われます。
今後更にこの様な動きは、ゴルフ場業界内で加速して行くのだと思われますが、しかし簡単な様で難しいのもこの提携話です。両クラブ共通の会員が在籍し尚且つその人物が、少なくともどちらかのクラブに於いて、重要なポジションを占めている様なケース抜きには、この話が進まないのもまた事実です。