東京都下の府中カントリークラブに於ける法人会員は、2018年12月現在150名が登録されております。同クラブでは法人会員数を150社に限定しており、尚且つその登録者数は200名迄と規定されております。
同クラブでは基本的に株主会員制を採用しており、正会員は1口600株券を所有する株主会員になります。法人はこの600株券1口を取得する事で、一名記名式の法人会員として入会申請が可能と成るのです。
ではどの様な企業であれば、法人会員として入会出来るのでしょうか。この基準を東証一部上場と言う点に据えているのですが、一部上場に準ずる企業或いは上場会社の100%子会社なども、充分審査の対象に成るとの事です。
とは言え一部上場以外の法人に付いては、2週間ほど期間を要する事前審査を行うよう、クラブでは奨めております。これには当然正会員権を取得する必要は無く、また推薦者などを立てる必要も有りません。
この様な一連の手続きを経て入会のお墨付きを頂いた後に入会者は、当該クラブの正会員として5年以上在籍しており、尚且つ40歳以上の推薦保証人一名を確保する必要が有ります。そしてこの推薦保証人には入会面接時に、同席して頂く必要が有るのです。
推薦保証人は被推薦人(入会者)が会員として在籍中、クラブの会員として相応しい行動をとる様、常に責任を負っているとの事です。大変厳しい内容になっています。ところで法人内の登録者変更手続き時に於いても、推薦保証人は必要との事であり、面接時の同席も又同様です。
これ程厳しい推薦保証人の内容を垣間見て来て言える事は、入会者にとって推薦保証人を確保出来るか否かと言う点が、入会に当たり最大の難関である事が浮かび上がって来ます。入会に当たり推薦保証人を手当て出来た段階で、ある意味入会手続きに関し半分の仕事が終わったと言えるのでは無いでしょうか。