2018年12月14日株式会社ジャックスを被告とした債務不存在確認請求事件_<平成29年(ワ)第22731号>裁判が、田中秀幸裁判長のもと東京地裁にて開かれました。510号法廷は全国から駆け付けた、ゴルフスタジアム被害者を守る会(以下守る会)有志で満席状態となり熱気あるものでした。
裁判では原告代理の今成文紀弁護士(東京新宿法律事務所)より、当事者600名それぞれの事情をアンケート形式でまとめ、来年2019年4月22日までには同裁判所へ提出出来る見込みである事が報告され、ジャックス側もこれを了としたのです。この事から当該継続裁判は来年5月17日となりました。
この裁判に於いて原告弁護団長の西村國彦弁護士は田中裁判長へ向け、当該事件が「スルガ銀行事件」との類似性も高く世の中の関心が高まっている事、更には衆議院の「消費者問題に関する特別委員会」に於いても取り上げられたとして報告しました。
閉廷後「守る会」代表の横田氏を先頭に、有志約20名にて三菱UFJ銀行本店を尋ね、ゴルフスタジアム事件のある意味中核的役割を果たしているジャックスに関し、グループリーダーとして監督管理を強化して欲しい旨書面にて要望したのです。
「守る会」によれば、三菱UFJ銀行を中心とした金融資本グループの一員にジャックスは位置づけられており、グループの不祥事に対しそのリーダーはもっと強い関心を持って欲しかったと、この様な行動に出た事の意味を横田代表は記者団に語っています。
更に横田氏は、書面を受け取って頂いた三菱UFJフィナンシャル・グループ担当者に、誠実な受け答えをして頂き感謝している、と付け加える事も忘れていませんでした。