茨城県の富士OGMゴルフクラブ出島コースに於ける会員権の名義書換料を、2019年1月1日より改定するとして、同コースを経営するオリックス・ゴルフ・マネジメント株式会社(以下OGM社)は、2018年12月11日明らかにしました。
2004年に旧経営会社より同ゴルフ場を引き継いだOGM社ですが、今日まで幾度に渡り名義書換料の減額キャンペーンを展開して来ております。そのキャンペーンは名義書換促進へ向けたカンフル剤的役割を担って来ておりましたが、度々繰り返される事からマンネリ化は避けられない状態でした。
そしてこの度遂にOGM社は、名義書換料の改定へ舵を切る事になったのです。改定すなわち減額となったのですが、その概要は下記の通りです。
・正会員 100.0万円(税別)⇒60万円(税別)
・特定会員 50.00万円(税別)⇒40万円(税別)
同社は自らの経営と成り約15年が経過し、はじめて名義書換料を減額する事となったのですが、近隣ゴルフ場等の動向もにらみつつ、尚且つ適正な価格帯を模索する事で、この度の価格設定へ落ち着いたとしております。この減額が目指すものは会員権の流動化であり、つまりは名義書換件数の増加に他有りません。
なおこの改定に合わせ同クラブでは、割引プランを導入する事になりました。その内容は夫婦や兄弟姉妹更には友人同士、つまり2名以上の複数にて入会申請した場合、上記金額より更にそれぞれ10万円を値引くというものです。この様なシステムは既に太平洋クラブの会員募集で導入されておりますが、良いものは取り入れて行こうとするOGM社の姿勢には、並々ならぬ決意も見えてきます。