神奈川県の横浜カントリークラブでは法人の入会に付いて、下記の様なハードルを設けております。
1.東証上場企業
2.東証上場企業の連結対象法人
3.同クラブ理事会にて承認された法人
上記法人は市中にて正会員一口を取得する事で、一名記名式の法人会員とする事が出来ます。一度法人会員としての資格を有した場合、登録者の変更は至極スムースです。なぜならば登録者変更料100万円とプラス消費税の支払いのみで済むからです。この手続きには、もとより推薦人は不要でしたが、更に他クラブ在籍の要件も不要と成ります。
法人会員は2018年11月現在で300社弱が在籍しておりますが、登録者数は更にこの数を上回るものと成ります。と言うのも1社で複数口を、所有しているケースが有るからです。
当該クラブでは入会にあたり会員権取得前の事前審査を推奨しておりますので、上記上場企業では無いものの法人名義で入会したい場合は、チャレンジしてみるのも一案では有りますが、クラブによれば審査以前に断るケースもある様です。
その様な場合は個人名義での入会申請が無難になって来ます。ひとたび入会承認されますとクラブへの支払いとして、名義書換料税別400万円と入会預託金600万円の合計金額が必要になります。会員が将来退会する時にこの入会預託金はクラブより返金されますが、個人名義で入会したものの法人の資産に計上しているケースでは、この金額の返金先が問題になって来ます。
クラブによれば退会手続き時に返金先を指定出来る事から、個人では無く法人への返金として処理が可能としております。クラブではこの様な背景を良く把握しており、実態に即した対応をしているのだと思われます。