東京よみうりカントリークラブに於ける法人会員

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東京よみうりCC_tact.jpg 東京都下の東京よみうりカントリークラブでは、約500社が法人会員として在籍しておりますが、一口に法人会員と言えども入会する為には、幾つかのハードルをクリアする必要が有ります。

 その一つが上場企業であり、クラブ側もこの点を大変重要視しております。では未上場企業の場合、全く入会申請は不可能かと言えばそうとも限らず、業界大手であればクラブ側は審査対象に成るとしております。

 とは言え未上場企業の場合、入会審査に対する不安はつきまとうものであり、ゴルフ会員権を取得した後の理事会にて入会が否決された場合など、事後処理が煩雑で厭世観ばかりが残る後味の悪いものとなります。

 この様な不安を払拭する為にはゴルフ会員権を取得する前に、クラブへ入会の可否を打診する事も一案だと言えるのでは無いでしょうか。ところが実際的にはこの様な煩わしい手続きを避け、個人会員として入会しているケースも多く見受けられます。

 法人会員の魅力は登録者変更手続きに於ける簡易さと、通常の名義変更料が税別300万円で有るのに対し、登録者変更料は税別100万円で済む事です。通常の入会時に求められる推薦保証人や、他クラブ在籍の要件など必要無く手続きを進められる点は、企業にとって利便性が高く管理し易いのだと言えます。

 法人企業の正会員登録者数は、昨年2017年3月時点での調査で564名でした。対する個人正会員は594名ですから、ほぼ半数が法人会員と言う事が出来ます。個人正会員の中にも法人出資の会員が多い事から、当該クラブに於ける実質的法人会員は60%~65%ほどに達するのでは無いかと推測されます。

 如何に多くの企業から、熱い眼差しで見られているクラブで有るかが、理解出来るものと思われます。東京よみうりカントリークラブはある意味法人御用達のクラブと言えます。