広島県の広島カンツリー倶楽部は、中四国圏に於ける名門コースです。その魅力はゴルフファンをひきつけて止まず、多くの法人も又所有し活用しております。ところが同倶楽部規定によると、正会員1口では法人の名義には成りません。
法人名義とする為には正会員権2口を市中で取得し、2口分の名義書換料である300万円とプラス消費税を支払う必要が有ります。ところが既に法人にて1口を個人名義として、所有しているケースも多分に見受けられます。
この場合もう1口を追加取得する事で法人名義へ変更出来るのですが、その手続きには次の様な2つのパターンと費用負担が有ります。
- 現在所有している個人正会員権の名義人をそのまま法人の登録者とする場合は、移行料50万円と更に通常の名義変更料150万円の合計200万円とプラス消費税がかかります。
- 現在所有している個人正会員権の名義人を変更し新たに法人の登録者を設ける場合、登録者変更料100万円と更に通常の名義変更料150万円の合計250万円とプラス消費税がかかります。
この入会手続きには、推薦者2名が必要となります。お一人は同倶楽部に10年以上在籍の方ですが、正会員及び平日会員などの会員種別は不問です。この様な一連の手続きを経て法人名義となった後、登録者1名の変更料は50万円とプラス消費税で済みますので、当該会員権を長期保有し短期間で登録者が変更に成る法人の場合、大変利便性と経済合理性が高いと言えます。
更に一度法人名義となった後の登録者変更手続きに於いては、上記推薦者は不要となりますので、所有する法人にとっては至極管理し易いと言えます。