2017~2018年シーズンが2018年9月23日に『ツアー選手権』をもって全日程を終了したのもつかの間、2018年10月4日(日本時間5日)には既に2018~2019シーズンが始まりました。本日初日を迎えたのはセーフウェイ・オープンですが、この試合でツアーデビューするのは21選手で、同ツアーに於ける選手層の厚さを感じさせます。
会場となるのはカリフォルニア州ナパにあるシルベラードリゾート・アンド・スパ ノースアーニミンク・ゴルフクラブですが、1966年にロバート・トレントジョーンズJrによって設計された、7,166ヤード・パー72の戦略的コースです。
今回日本人選手の参戦は有りませんが、2013年と2014年には松山英樹選手が3位タイに入る好成績を残しており、それ以外でも丸山大輔、今田竜二、石川遼の各選手もかつて善戦した記録を残しております。新シーズンはこの試合を含めレギュラー43戦を戦い、2019年8月のFedExCupプレーオフ3試合で締めくくる事になります。
予定通り新シーズンのツアースケジュールは、昨シーズンよりも大幅な変更をもたらしており、この件に付いてPGA TOUR コミッショナーのジェイ モナハン氏は、『FedExCupプレーオフが大学アメフトやプロのアメフトと人気を競い合うこともなくなります』と語っており、米国に於ける人気スポーツとの競合を意識的に避けたものと成りました。
この様な変更を可能にしたのは、最大のパートナー企業であるFedExの協力であり、PGA TOUR は2018年5月に同社と10年のパートナー延長契約を締結しております。これにより長期に渡りPGA TOUR は同社からの支援を受けられ、安定したツアー運営を可能にしたのです。
昨シーズンでは小平智選手のツアー優勝が、センセーショナルな話題となりました。今シーズンは日本人の誰が、優勝の二文字を飾ってくれるのでしょうか。