兵庫県の青山台ゴルフ倶楽部と篠山ゴルフ倶楽部の2コースを経営する西日本観光株式会社は、2018年8月30日大阪地裁へ民事再生法の適用を申請しました。事件番号は<大阪地方裁判所 平成30年(再)第8号>です。
なお申請代理人は浦田和栄弁護士(弁護士法人関西法律特許事務所_大阪市中央区北浜2丁目5番23号・TEL06-6231-3210)が行い、監督委員は野村剛司弁護士(なのはな法律事務所_大阪市北区西天満4-3-4)が選任されました。当該会社の概要は下記の通りです。
商号 :西日本観光株式会社(1400-01-041800)
本店 :兵庫県篠山市和田字東勝山32番地の1
設立 :1971年9月28日
資本金:金4,300万円
代表者:代表取締役_井上高文
今回この様な事態となった要因は、当該ゴルフ場の売り上げが減少し資金繰りが逼迫する中、会員による預託金返還請求が追い打ちをかけた事によるものです。負債総額は約52億7,900万円ですが、そのほとんどを会員の預託金が占めていると言われています。ちなみに青山台GCの総会員数は約2,900名、篠山GCは約1,750名ですからその合計数は約4,650名にのぼります。
申請代理人弁護士グループでは今後自主再建を目指すものの、スポンサー型再建案を排除するものでも無いとしており、現時点で明確な方向性は出ていないとしております。なおゴルフ場の連絡先は下記の通りです。
青山台ゴルフ倶楽部(TEL079-552-4980)
篠山ゴルフ倶楽部(TEL0795-58-0341)