栃木県の塩原カントリークラブでは当該会員権の名義書換に当たり、名義人より添付される印鑑証明書の有効期限を半年へ改定し、2018年8月1日より受け付ける事になりました。これは同クラブより関東ゴルフ会員権取引業協同組合へ、7月中旬に書面にて届け出が入り、適応される事になったのです。
同クラブでは活性化へ向けた、様々な取り組みが行われて来ています。今月初旬には、<第32回栃木県アマチュアゴルフ選手権大会>の会場となり、素晴らしいコースコンディションを参加129名の選手へ提供しました。
ゴルフ場の商品は何と言ってもコースメンテナンスです。これが悪ければ、会員どころかゲストプレーヤーの挑戦意欲が減退するばかりですが、選手権大会当日は雨と言う悪天候にも関わらず、多くの賛辞を参加選手から頂いたとの事です。
ハード面での改良と共に、この度は会員制度の根幹をなす会員権に付いて、改革の第一歩として着手された訳ですが、会員権の流通面を阻害する印鑑証明書の有効期限に付いて、大ナタを振るう事になったのです。法的根拠がない従来からの悪習を絶った同クラブの英断は、一見地味ですが改革はそこから始まっているとも言えます。