ゴルフ界の発展と活性化のための提案_2018年ゴルフ新年会

  • 投稿日:
  • by

2018年ゴルフ新年会.jpg ゴルフ新年会実行委員会により2018年1月17日東京都内に於いて、<2018年ゴルフ新年会>が開催されました。これにはいわゆるゴルフ16団体とゴルフ関連企業など、約633名以上の関係者が集まり、盛大なものに成りました。

 冒頭「我が国のゴルフ界の発展と活性化のための提案」と題して、公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA)竹田恆正会長と公益社団法人日本プロゴルフ協会(PGA)倉本昌弘会長による講演が有り、それはまさしく両者が共同で活性化策を推進して行くと言うものでした。

 特に次の竹田会長による講演要旨は、JGAとPGAの共同作業を象徴するものと言えます。「世界の舞台で活躍できる技術や体力に加え、誰からも愛される人間性を兼ね備えた、憧れとなる選手を継続的に数多く養成する」、「この為にはアマチュアからプロまで一気通貫で育成・強化して行く必要があり、1.選手強化プログラムと2.指導者育成プログラムは何よりも重要なものとなる」、としております。

 この活動この船に全てのゴルフ関係者が乗り合わせて欲しい、オールジャパンで戦って行く必要があるとして、両氏は来場者へ語りかけました。今後この動きが具体的になるものと思われますが、この様な活動方針を共有化出来たのは、両法人格の定款がほぼ同一内容で有った事が、大きな要因だと倉本会長は語りました。

 一時倉本会長は自らのPGAと一般社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)との提携及び将来的な融合を模索していた様に思われますが、ツアー名称に関するコンセンサス不調に終わって以降、会長の軸足はJGAの方へ向きだしていた様に思われます。その形が今回共同活動と言う事で、具現化して来たと言えます。

 いずれにしても倉本会長は、ゴルフ界を活性化したい、そして日本に於けるゴルフの統括機構(NF)を作り出して行く事こそ、真の隆盛につながるのだと確信している様に思われ、そのステップを今一つずつ駆け上がっているとも言えます。