入間カントリー倶楽部の40周年記念会員募集を振り返る

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 埼玉県の入間カントリー倶楽部では2016年10月1日より2017年9月末までの1年間、開場40周年記念と題して正会員の補充募集を行って来ました。同倶楽部では会員の預託金に付いて、返還条件が整いかつ請求が有った会員へは、速やかに対応して来ました。この事から会員の高齢化に伴う退会により、近年会員数が減少していました。

 減少した会員の補充を目的としたこの度の募集ですが、価格設定に関しては理事会の意向を鑑みたものとなりました。それは会員の友人や知人が入り易い内容にすべきと言うもので、その価格を総額84万円としたのです。30万円の預託金を含むこの金額は、既存会員権の名義書換料が税込108万円である事を考えれば、大変リーズナブルな内容だったと言えます。

 経済産業省へ届け出た募集人員は300名ですが、これは会員の減少数や期待値も含め、尚且つ入会希望者が募集枠から外れる事が無い様多めに上限枠を設定した為でしたが、結果は約200名と言う新規入会者を得られ、同倶楽部が内々に想定していた以上の好結果となった様です。月平均約16名の方の新規入会は、倶楽部を活性化させるに充分なものに成りました。

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 募集期間中倶楽部側では入会を検討している方々へ、積極的に<試し打ち>を推奨して来ました。この会員を交えた試し打ちラウンドを通じて入会希望者は、会員のフレンドリーな姿勢や倶楽部の雰囲気を知り、倶楽部ライフを満喫出来る確信的なものをつかんで、入会申請へ至った様です。

 この様なプロセスを経て会員総数は約1,600名と成ったのですが、この度の募集を通じて得られた新規入会者の特徴は、<一人申し込みが出来るか否か>と言う質問が多かった事です。これは会員に成った折、単身で申し込むと共に会員同士のプレー枠へ、組み入れて欲しいと言う要望を意味するものでした。

 この様なニーズを巧みに吸収して行き、40周年記念募集を成功させた同倶楽部ですが、今後は様々な施設の改修・改造を計画しています。少しづつしかしながら着実に変化し、進化して行っている同倶楽部の姿勢は、会員制倶楽部の模範とも言えます。