2016年3月7日公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)は、東京・浜松町のWTCコンファレンスセンターに於いて、定時社員総会を開催し次期理事・監事の選出を行うと共に、その後臨時理事会を開催し会長と副会長の選出を行いました。
臨時理事会に於いて倉本昌弘氏が会長へ再選され、2018年度の定時社員総会終了までの2期目に突入致しました。当理事会に於いては28名の理事と監事2名が選出されましたが、新任は9名でした。会長及び副会長は下記の通りです。(敬称略)
- 会 長 倉本昌弘
- 副会長 井上建夫/植田浩史/坂井初敏/渋谷稔也
臨時理事会後の記者会見に於いて倉本会長は、1期目の2年間を振り返り、検討・検証する期間は過ぎたとして、今後は行動を通じて如何に果実を得られるかだ、Doの内容が問われるとの報告を行いました。ゴルフ人口の増大は当然の目標であり、そこには組織体制の拡充であるとか、各ゴルフ団体との交流などが上げられるとしております。
会見の中で特に注目されたのは、現在JGTOが行っているレギュラーツアー、この呼称に付いてPGAサイドでは(PGAツアー)とする事に組織内合意が出来ているとして、JGTO側へボールを投げて行きたいとした点です。
既にJGTOの青木会長自身も、その呼称が良いのではという主旨の発言もしておりますので、今後両組織の親密度が増すに従って、統一感のある呼称へ変更されていく可能性が有ります。
ゴルフ活性化へ向けた倉本会長の情報発信力と行動力は、大いに期待の持てるものと言え、明るいニュースを多くのゴルフファンへ届けて頂きたいものです。