2017年8月20日Wyndham Championship(ウインダム選手権)を7アンダー42位タイにて戦い終えた石川遼選手は、これをもって自身の2016~2017PGAツアーが終了しました。同選手は今シーズンPGAツアーの公傷制度を利用し、出場出来る試合数が限られる中参戦しておりましたが、結果はフェディクスカップポイント148_ランキング175位と言う事で、125位までに与えられる来シーズンのシード権獲得には至りませんでした。その戦いの軌跡は下記の通りです。
DATE | トーナナメント | 結果 |
2016年10月 | CIMB Classic | 10T |
2016年11月 | Shriners Hospitals_ | CUT |
2016年11月 | OHL Classic at Mayakoba | 50T |
2017年01月 | CareerBuilder Challenge | 50T |
2017年01月 | Farmers Insurance Open | 20T |
2017年02月 | Waste Management_ | CUT |
2017年02月 | Genesis Open | CUT |
2017年02月 | The Honda Classic | 37T |
2017年03月 | Valspar Championship | 69 |
2017年03月 | Puerto Rico Open | CUT |
2017年04月 | Shell Houston Open | CUT |
2017年04月 | RBC Heritage | CUT |
2017年04月 | Valero Texas Open | 72T |
2017年05月 | Wells Fargo Champ_ | CUT |
2017年05月 | AT&T Byron Nelson | CUT |
2017年06月 | the Memorial _ | CUT |
2017年07月 | John Deere Classic | CUT |
2017年07月 | Barbasol Championship | CUT |
2017年07月 | RBC Canadian Open | CUT |
2017年08月 | Wyndham Championship | 42T |
同選手は20試合に出場し8試合で予選を通過し、12試合で予選落ちを喫しました。この数字だけを見るならば、同選手が日本ツアーで輝いていた頃とは雲泥の差で、まるで暗い迷路をさまよっている様にも見えます。そこには技術論や精神論では、語りつくせぬ何かが有るのだと言えます。
低迷する同選手に対しシーズン途中では<日本ツアー回帰論>まで外野席から出る始末で、単純に日本ツアーへ戻ったからと言え直ぐに優勝出来るものでは無いし、勝負の世界はそれ程甘いものでは無いと思われます。傷を負った戦士が日本ツアーでも勝てなかったら、それこそ若くしてプライドはズタズタにされ、選手生命に終止符が打たれる事に成り兼ねません。
その様な風評に流される事無く石川遼選手は、今後PGAツアーの下部ツアー・ウエブドットコムツアー入れ替え4戦を戦う事に成ります。同選手は来季のツアー出場権権獲得へ向け<1戦必勝の覚悟で臨む>、とその決意の程を述べております。この4戦を通じて同選手は、既に確定している上位25選手を除く25位以内へ入る事が、最低限の目標になります。その試合日程は下記の通りであり、大いに注目されます。
8月31日-9月3日 | Nationwide Childrens_ |
9月14日~17日 | Albertsons Boise Open _ |
9月21日~24日 | DAP Championship |
9月28日~10月1日 | Web.com Tour Champ_ |