静岡県の富士小山ゴルフクラブでは、2017年9月1日より翌年2018年3月31日までの7ヶ月間、会員権の名義書換料減額キャンペーンを行う予定です。正会員および平日会員共に現在一口の名義書換料は100万円と消費税なのですが、この金額を50万円と消費税へ減額して受け付けるとしております。
これは6月16日開催の同クラブ理事会において決議された内容ですが、同ゴルフ場開場55周年を記念する事業でもあるとしております。クラブではこのキャンペーンにより前年度以上の名義書換件数を確保したいとしておりますが、具体的な目標数値を定めていないものの、1.5倍程度が一つの目安だとしております。
この度のキャンペーンについて、会員へは既に7月中旬案内済みとの事ですが、その対象となる内容は広範囲であり、下記一覧はそれをまとめたものです。価格は全て税別です。
会員種別 | 通常料金 | 減額料金 |
正会員(個、法) | 100万円 | 50万円 |
平日会員(個、法) | 100万円 | 50万円 |
親族間継承(1親等) | 25万円 | 12.5万円 |
親族間継承(2親等) | 50万円 | 25万円 |
親族間継承(3親等) | 50万円 | 25万円 |
法人内登録者変更 | 60万円 | 30万円 |
毎月、クラブでは入会審査を行っており、9月1日開始以降の入会申請については、通常翌10月開催の理事会において承認されます。現在会員権市場では売却案件がほとんど無い様な状況ですが、これは想定されたケースとも言えます。名義書換料が半額になれば、当然会員権価格が上昇するであろう事は分り易い話ですから、売却予定の会員の方からすれば、相場動向を見極めてから行動に移したいと考えるのは、至極当然の話だと言えます。
この度のキャンペーンが好結果をもたらした場合、将来名義書換料の改定へとつながっていくのかは、現時点で検討されていない様です。