日本のゴルフ場再生へ(株)オオバとグレッグ ノーマンがタッグを組む

  • 投稿日:
  • by

オオバ+ノーマン_20170718.jpg

 東証一部上場の株式会社オオバとグレッグ ノーマン氏率いるGreg Norman Golf Course Design Pty Ltd(以下GNGCD社)は、2017年7月18日都内会場において、日本のゴルフ場再生へ向け共同でビジネス展開して行く事を明らかにしました。この会見に臨んだのは(株)オオバの代表取締役社長・辻本茂氏と、GNGCD社副社長のクリス キャンベル氏です。

 GNGCD社は世界6大陸34ヶ国で、100以上のゴルフコースデザインを手掛けている、世界有数の設計会社です。この度(株)オオバとゴルフ場の再生事業をすすめるに当たり、同社はその基本的なコンセプトを、1.復元 2.改良 3.活性化 4.価値向上の4点においております。ゴルフ場へのたゆまない投資と管理費などのコストカットは、一見パラドキシカルな命題の様に見えて、必要不可欠なテーマです。この様な問題点を如何に解決していくのか、GNGCD社は明確な回答をゴルフ場オーナーへ提案出来るとしております。

 (株)オオバは日本のゴルフ場がおかれた現在の閉塞的状況をボトムだと認識しており、これ以下は想定しづらく浮上して行く契機はすぐそこにあると分析しています。その要因となり得るのは、ゴルフ市場の大きな発展へ向けた予兆の見えるアジアの動向です。特に日本ゴルフ市場へ雪崩れ込んで来るインバウンドの波は、2013年に1,000万人でしたが2016年には2,500万人へと拡大の一途をたどっています。この波を上手につかみ切る事がゴルフソリューションの一里塚であり、持続可能なゴルフ場へ向けての道が開けてくるとしております。

 両社は日本におけるゴルフ場数の500~700コースが、ソリューションビジネスの対象になるであろうと考えており、数年以内に複数のゴルフ場オーナーと歩調を合わせた作業が出来る様にしたいと、その目標を明らかにしました。