一般社団法人日本ゴルフツアー機構(以下JGTO)は、来年2018年のツアー出場権獲得へ向けてクォリファイングトーナメント(以下QT)の概要を、2017年7月初旬明らかにしました。注目されたのはファーストQT受験者の中に、プロスポーツ界で活躍した元選手が数名確認出来た事です。
その一人は元プロ野球選手の中村紀洋氏であり、更にもう一人は元プロサッカー選手の鈴木啓太氏です。中村氏は数々の球団で活躍した名プレーヤーでしたが、2014年横浜DeNAベイスターズを最後にプロ球団から遠ざかっておりました。鈴木氏は浦和レッズで長きに渡り活躍した名選手でしたが、2015年に引退発表しておりました。
ファーストQTの会場は2ヶ所有り、1ヶ所は三重県のTOSHIN Princeville Golf Courseであり、もう1ヶ所は千葉県の房総カントリークラブ房総ゴルフ場・東コースです。中村氏は8月1日から始まる三重県で受験しますが、鈴木氏は8月16日からの千葉県を選択しました。
各会場には約100名の選手が出場しますが、試験は3日間に渡り開催され、54ホールのストロークプレーで争われます。競技終了時点で各会場の上位者がセカンドQTへ進出出来るのですが、順位タイの場合は第3ラウンドから第2ラウンドへ、第2ラウンドから第1ラウンドへと、スコアをカウントバックして決定されます。
なおこのファーストQT・千葉会場へは、アメリカLPGAツアーを戦っている野村敏京選手の弟・野村京平選手も名を連ねており、さらにセカンドQTへは元プロ野球選手のデーブ大久保氏も出場予定となっております。話題満載のJGTOのQTです。