リベラルヒルズゴルフクラブは5月16日をもってゴルフ場廃止

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 福島県のアコーディアグループゴルフ場であるリベラルヒルズゴルフクラブ(以下リベラルヒルズGC)は、2017年5月16日をもって当該ゴルフ場を廃止したとしてWEBサイトで明らかにしました。リベラルヒルズGCは2011年3月11日の東日本大震災及び、福島第一原発事故による放射能被害が甚大な事から、国により立ち入り禁止区域となっておりました。この関係から事故後間も無くゴルフ場は、営業停止となりいつ再開されるか不明な状況が続いて来ておりました。

 約6年あまりが経過した2017年4月1日に避難解除となったものの、この間管理が全く出来なかった事から、リベラルヒルズGCはゴルフ場としての体をなしていないのが実態でした。更に除染作業は全く行われて来なかった事から、今後はこの作業無しに当該用地の活用は考えづらく、全く不透明な状況だと言えます。

 この様な事からアコーディアグループでは、リベラルヒルズGCの廃止を決断する事になったのです。在籍していた約800名の全会員へは預託金を返還し、プレー継続意思のある方には7クラブへ終身会員として入会出来る様にしたのです。

 その7クラブとは宮城県のおおさとゴルフ倶楽部、福島県の小名浜オーシャンホテル&ゴルフクラブ、栃木県の喜連川カントリー倶楽部、茨城県の水戸・ゴルフ・クラブと関東国際カントリークラブ、群馬県のヴィレッジ東軽井沢ゴルフクラブと関越ハイランドゴルフクラブですが、その手続きは全て無料で今まさしく進行中との事です。