2017年5月26日(金)都内ホテルにて、一般社団法人関東ゴルフ連盟(以下KGA)による一般社団法人設立記念式典が開催され、会場は社員(加盟倶楽部)や関係者で埋め尽くされ大変盛況でした。KGAは1935年に設立され、82年の長きに渡り任意団体として今日に至っておりましたが、2017年4月3日に一般社団法人として生まれ変わったのです。
KGAが一般社団法人へ移行したその意図とは、「よりひらかれたKGA」を目指す必要性からだと言えます。加盟倶楽部間の社交や親睦をはかりゴルフ普及の為の競技活動は、「加盟倶楽部第一主義」とも言えます。しかしながら今日KGAを取り巻く環境は、社会的貢献活動を果たす役割を求められて来ており、それを受け入れられる組織体制の構築が、急務になって来ていたのです。
この度公益財団法人日本ゴルフ協会よりKGAは、2020年東京オリンピック・パラリンピックのゴルフ競技開催に関し、その協力金を求められておりました。KGA高橋正孝理事長はこの件に関し、快諾した事を明らかにしましたが、これなどはとりもなおさず社会貢献活動の一環であるとしております。2017年4月3日時点での加盟倶楽部数は511ですが、その概要は下記の通りです。
1 | 新潟県 | 36倶楽部 |
2 | 長野県 | 30倶楽部 |
3 | 山梨県 | 22倶楽部 |
4 | 群馬県 | 38倶楽部 |
5 | 栃木県 | 63倶楽部 |
6 | 茨城県 | 75倶楽部 |
7 | 埼玉県 | 54倶楽部 |
8 | 千葉県 | 93倶楽部 |
9 | 東京都 | 14倶楽部 |
10 | 神奈川県 | 37倶楽部 |
11 | 静岡県 | 49倶楽部 |
式典の中で乾杯の音頭を取った一般社団法人我孫子ゴルフ倶楽部理事長の富田浩安氏は、ゴルフ人口減少と言う現象に対し、ジュニアと女性をゴルフへ如何に取り込むかは、喫緊の重要案件だとの認識を示し、参会者の気を引き締めておりました。