埼玉県の一般社団法人霞ヶ関カンツリー倶楽部(以下KCC)では、2017年2月26日ゴルフ場現地に於いて、定時社員総会が開催され滞りなく終了しました。その後社会的に注目されている2020年東京五輪会場問題を、この度の総会に参加した約100名の会員へ説明されたとの事です。前回の説明会へは約200名が参加した様ですので、都合300名ほどの会員に対し説明会が終了した事になります。
説明会に於いては、前回同様に倶楽部を愛する気持ちから、様々な意見が会員から出た様です。倶楽部執行部としては、この様な意見を聞く事を重要視しており、更にもう一度この様な説明会を開催する必要性が有るとしております。
会員から出た倶楽部愛とは、伝統を守り2020年東京五輪会場資格を返上するものなのか、或いは時代の変化を受け入れ女性正会員を受け入れて行くものなのか、夕方6時過ぎから行われた木村希一理事長の説明では、歯切れの悪さが目立ちました。
この度IOC側より提起されている主要課題である、オリンピック憲章とKCC倶楽部一部規約内容との整合性と言う点に付いて、受け入れるのか否かKCCでは今後どの様に合意形成し、何時頃最終結論を導き出して行くのでしょうか。
尚、一部言われている東京都とKCCとの間で、KCC細則問題が浮上した場合は変更する事で了解済み、などとした五輪申請時の件は、両事務方でその様な話が出たものの、正式なものでは無いしその様に理解する資料は無い、と理事長は語っております。