(株)シャトレーゼホールディングスは2012年4月23日に、東京都にある東京国際ゴルフ倶楽部を取得致し傘下ゴルフ場としました。同社は、同ゴルフ場を経営する(株)東京国際ゴルフの全普通株式を取得すると共に、スポンサー企業連合向けに発行された、33億円の転換社債を取得しました。この事により同ゴルフ場は、(シャトレーゼのゴルフ場)として、再出発する事になりました。
又、2010年4月より導入された名義変更預託金に付いては、この制度を6月末を持って終了し、7月に入り対象者全員に全額返還する事としております。悪しき入会制度金そのものを、一掃する事に成ります。会員権相場の足かせから、解放されます。
この一連の発表を好感した会員権市場は、会員権の売却案件が影を潜めてしまいました。2012年2月には10万円にて売りたしという案件が市場を席巻しており、買い希望は殆ど見かける事は有りませんでした。
資金力のある企業が、強いポリシーを持った企業が経営母体となった事で、今後も同会員権相場は上昇する予感がします。同社は地方のゴルフ場取得から始まり、遂に都心でフラグシップコースとも言えるゴルフ場を、取得する事が出来ました。