PGMホールディングスはアコーディア株のTOBを11月16日に発表

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 東証一部上場のPGMホールディングス(株)は2012年11月16日に、同じく東証一部上場の(株)アコーディア・ゴルフ株式をTOBにて取得し、傘下に治める事を明らかに致しました。これは11月15日開催の、同社取締役会の決議事項に基づいて行われます。

 この度の公開買い付けの目的は、(株)アコーディア・ゴルフ社をPGMホールディングス(株)の連結子会社或いは持分法適用関連会社として位置付け、将来的には経営統合する事です。

 公開買い付けを達成する為にPGMホールディングス(株)は、その下限を209,224株割合にして20%を設定しており、未達の場合応募株券の買い付けを行わないとしております。又、買い付けの上限を524,105株割合にして50.10%を設定しており、この上限数値は目的を達成する為に、必要且つ充分な内容だとしております。

 本公開買い付け価格は、一株に付き81,000円です。この金額は2012年11月15日東京證券取引所対象株の終値53,200円に対して、52.26%のプレミアムを加えた額と成ります。買い付け金額は約169億円から約424億円の範囲と成り、その資金に付いては金融機関からの借り入れ無く、自己資金80億円と親会社である(株)平和より、346億円の融資にてまかなう予定との事です。

 公開買い付け代理人は三田証券(株)、副代理人はバークレイ証券(株)で、買い付け期間は2012年11月16日より、2013年1月17日までの38営業日です。1月24日が決済開始日ですから、その日以降にこの度の結果が、判明するものと思われます。

 今夏に行われた(株)アコーディア・ゴルフの株主総会に於ける取締役選出戦が、軽い肩慣らしで有ったとすれば予想されたこの度のTOBは、資金力豊富な平和・PGMグループによる本格的な戦いと言えます。ゴルフ業界を揺るがす一大事件が勃発し、その成り行きが注目されます。