ゴルフコース好奇心
☆ 著 作 者 マサ・ニシジマ ☆ 発 行 者 木村 玄一 ☆ 発 行 所 ゴルフダイジェスト社 〒105-8670 東京都港区新橋6−18−5 ☆ 連 絡 先 03−3432−4411 / 03-3431-3060 ( 販売部直通 )☆ 初版発行 2005年8月15日 ( 税別 定価 1,700円 )☆ 著者略歴 ゴルフコースコメンテーター&コースアドバイザー。 東京生まれ。 明治大学卒業後、米国留学。 ドン・ロッシーの元でゴルフコースのクラシック理論を学ぶ。 現在まで世界55カ国1500コース以上を視察。 1989年より、米ゴルフマガジン誌世界トップ100コース選考委員会に所属。 1991年から2003年までは同委員会の国際委員長を務める。 現在、週刊ゴルフダイジェスト誌上で連載 『 ゴルフコース博物誌 』やコー ス関連記事を執筆中。
「 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ コース設計の理論がどうあれ、アーティフィシャル ( 人工的 ) に美しく、チャンピオンシップコースに相応し いトータルヤーデージ、豪華なクラブハウスを持った、高額な会員権が、まるでコースの価値やメンバーの 格までも作りあげていった時代。 しかしバブル崩壊後、これらの風潮は徐々に消え去り、誤って歩んできてしまった日本のゴルフ界を、歴史 的観点からフィードバックして考える人が多くなりました。 このことは、むしろゴルフ不況時代が生んだ最良の副産物だといえるでしょう。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 」 ━ ( プロローグ ) より抜粋 ━
■ 本書に関して
私が神田神保町のすずらん通り商店街の某書店ゴルフコーナーにて、(ゴルフコース好奇心)と出合ったのは、2013年9月のまだまだ暑い土曜日だった。 先ず目次に目を通し、そして巻末の著者プロフィールなどを見て、そして気づいた事は、その本が初版本で2005年8月発行のものだと言う事だった。 2005年から8年が経過したにも拘らず、未だ書店で初版本が購入出来た事に、驚きを禁じ得なかった。 面白そうな書籍であるにも拘らず、なぜ未だに初版なのだ? いったい何冊印刷したと言うのだろうか? 売れて無いと言うことだよね? と疑問符がつのるばかりだった。 実際に手にとって見てみると、本の装丁が素晴らしく、否単に私の好みの問題では有るものの、少しだけ立ち読みをし、文章も読み易く内容も面白く、躊躇する事無く購入した。 直ぐにでも読みたい衝動に駆られ、近くの喫茶店へ行こうかとも考えたが、5分とかからない自分の事務所へ帰って読む事にした。 読み込んでいた処へ、けたたましい電話の呼び出し音が鳴り、ふと時計に目をやると、既に一時間が経過してしまっていた。 本書は著者が世界55ヶ国1,500コース以上を視察したと言う実績と、ドン・ロッシーの元でゴルフコースのクラシック理論を学んだと言う見識を持って書かれている。 読書後はゴルフコースに関する見方が一変すると言っても過言では無く、世界のゴルフコースがどの様なコンセプトで造られているのか、そのエキスを理解する事が出来る。 当然、国内のゴルフコースに対する評価と、その分析の視点も変わってくる。 ゴルフはスコアを競うゲームで有るとは思うものの、設計家の意図した思いと対峙する事も又、妙味として楽しい点では無いかと思われる。 是非、本書を一読した後にラウンドして頂ければと思う。× × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × ×尚、本書は好評に付き、全国書店、ネット書店にてお買い求め出来ます。(2015年4月)☆ 株式会社 ゴルフダイジェスト社 〒105-8670 東京都港区新橋6-18-5 TEL 03-3432-4411
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