杉山知靖容疑者が7月23日に不同意性交容疑で逮捕

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 PGA会員でありJGTO会員の杉山知靖(すぎやま ともやす 31歳_中央日本土地建物グループ)容疑者が、2024年7月23日に神奈川県警により逮捕されました。

 容疑は2024年5月7日午前4時25分~7時30分頃にかけ、神奈川県茅ケ崎市の宿泊施設で、20代女性へ暴行した疑いです。今後県警の取り調べを経て、証拠も充分揃っており犯罪として立証出来るとなれば、検察へ送致される事になります。

 所属先の中央日本土地建物グループ株式会社では7月23日、Webサイトにて『当社グループ従業員の不祥事に関するお詫び』と題し、謝罪文を掲載しています。又JGTOは翌24日に『JGTOツアーメンバーの不祥事に関するお詫び』と題し、報道機関各社へ謝罪文を電子メールにて発送しています。

 正確な事実関係が明らかにされるのは、此れからだと言えます。

石川県のゴルフ場の今

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 一般社団法人日本ゴルフ場経営者協会(NGK)は2024年7月19日に、2023年と2024年の4月時点におけるゴルフ場来場者数及び、ゴルフ場数の対比表を発表しました。

 ゴルフ場数は2023年時点で、あらゆる形態のものを含め2176コースを数えられましたが、翌年では2156コースへと20コースが減少しています。特に石川県は5コースが、前年より減少しています。複数の減少を確認出来るのは、石川県を含め青森県2コース、栃木県2コース、兵庫県2コースの4コースになりますが、中でも石川県は突出しています。

 この件に関し石川県では、次の様に述べています。
 昨年の2023年に数えられたのは県内25コースですが、2024年7月に入り4コースは休業中との事であり、1コースは1年以内に再開出来ないとの調査報告が有り、結果は5コースが営業出来ていません。

 この原因をもたらしているものは、2024年1月1日16時10分頃に起きた『令和6年能登半島地震』に他ならないのですが、5コースがいずれ復旧出来るか否か、予断を許さない2024年7月時点での状況です。

 公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA)と一般社団法人日本高等学校・中学校ゴルフ連盟(高ゴ連)は、2025年度開催の『日本ジュニアゴルフ選手権』を共催するとして、2024年6月5日に公表しました。

 此れまで両団体は、別々にジュニアゴルファー育成の一環として、中学生及び高校生を対象とした競技会を開催して来ました。高ゴ連は1962年大会を皮切りに、全国高等学校ゴルフ選手権大会及び全国中学校ゴルフ大会を開催して来ており、今年68回大会を迎えます。方やJGAに於いても今年29回目を迎える日本ジュニアゴルフ選手権を開催して来ています。

 中高生の夏季休暇を活用し開催される両ゴルフ競技ですが、夏季休暇と言えどもこの時期に集中する各競技は、生徒のみならず保護者へも負担が大きく、更に連日にわたる猛暑と言う気象状況等などを考慮した場合、より意義のある大会として行く為には、両競技の一本化が望ましいとして、今回共催への合意が得られたのです。

 共催されるのは中高生男女の個人戦のみであり、大会名称は『日本ジュニアゴルフ選手権競技』としています。記念すべきこの第1回大会は来年の2025年ですが、高ゴ連の歴史を継承し第69回大会との呼称になる予定です。会場は高校生が霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県)、中学生は東京ゴルフ倶楽部(埼玉県)になります。

 なお学校ごとの団体戦は、此れまで通り高ゴ連単独で運営して行くとしており、会場は高校がサンヒルズカントリークラブ(栃木県)、中学校がピートダイゴルフクラブ(栃木県)です。此れまで個人戦と団体戦を含め『緑の甲子園』との俗称が定着して来ていましたが、今後は団体戦へこの呼称を使用して行く方向との事です。

山梨県が約30年ぶりにゴルフ場開発へ舵を切る

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 山梨県が約30年ぶりに、ゴルフ場開発へ向け舵を切る事になりました。これは2024年6月11日(火曜日)、長崎幸太郎知事による定例記者会見で明らかにされた内容です。

 同県に於ける新規のゴルフ場開発は、1973年に制定された「山梨県ゴルフ場等造成事業の適正化に関する条例」及び「条例施工規則」などへ、総量規制を盛り込んだ1993年10月より、実質的に開発不可能な状態となり今日に至っています。
 この当時、ゴルフ場開発に対する風評は、バブル経済の崩壊と共に険しいものでした。乱開発、環境破壊、人体に害を及ぼす農薬散布等など上げれば切りがない状況で、開発賛成派の主張を通すには無理が有り、またそれを肯定する資料も乏しかったと言えます。

 しかしながら今般、山梨県議会に於いて、県土の強靭化と高付加価値化を推進する為には、ゴルフ場開発が適当なのではないかとの意見が上がり、県は『地域の意向を十分尊重するとともに、自然環境との調和が図られる開発につきましては、これを認めることといたします。』(『』内は会見内容を引用)としたのです。
 地域開発を担う上でゴルフ場の存在意義や役割が、あらためて再認識されて来たのだと思われます。

 この日同議会へ上程された第77号議案の改正案は、賛成多数にて可決された為、今後は個々の申請を待つばかりとなりましたが、受付窓口の県森林整備課によれば、2024年7月18日時点で開発計画申請は皆無の様です。今後想定されるのは、増設計画では無いかとしています。

 ところで新規にゴルフ場を開発する為には多くの費用を要し、かつてはインフレ経済を背景にした会員募集による資金調達が、建設費用負担の大きな部分を賄っていた訳ですが、今日その様な魔法の杖が有り得る状況では有りません。この度の山梨県の規制緩和をゴルフ業界は、大局的観点から喜べたとしても、有効活用と言う意味では未知数の点が多い様に思われます。

 2024年10月18日に静岡県の裾野カンツリー倶楽部で開幕する『2024ファンケル クラシック』へ、読売巨人軍前監督の原辰徳氏が参戦します。原氏が前回そして初めて当該トーナメントへ参戦したのは2018年ですから、およそ6年ぶりになります。

 前回参戦時の成績は、1日目78、2日目86、3日目72のトータル236スコア、20オーバーにて74人中73位と言うものでした。原氏は神奈川県の戸塚カントリー倶楽部の会員であり、2016年にはクラブ選手権で優勝しています。それほどの実力者ですので2日目の86は、ご本人にとって全く不本意なものだったと言えます。

 ところでこの年のトーナメントでは、原氏の成績とは裏腹に原氏のもたらした集客効果は抜群でした。トーナメント開催中の集客数が、飛躍的に伸びたのです。前年2017年は22,666名でしたが、2018年は25,214名を記録し、結果として2,548名増えたのですが、これは原氏効果だとの分析は関係者の間で定着しています。

 ゴルフ愛好家である事を公言してはばからない原氏ですが、今年はどの様な効果をもたらしてくれるのでしょうか。コロナ禍の悪影響から、当該トーナメントの在り方そのものに対する戦略的見直しを迫られたファンケル社ですが、今年は原氏の力を借りて立て直し元年にしたいものです。

GEWとPGAが求職・求人活動活発化へ向け業務連携

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 ゴルフ産業誌「月刊GEW」を発行している株式会社ゴルフ用品界社(以下GEW)と公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)では、2024年6月21日よりPGA会員の求職及び企業の求人活動の活発化へ向け、業務連携を開始しました。

 両社は此れまでも独自にこの活動を展開して来ていましたが、市場の高まりを背景に更なる活性化へ向け、業務連携をしていくものです。コロナ禍の影響からゴルフ産業が伸びると共に、その一環でインドアの練習場市場も拡大しています。しかしながら人材不足も顕著な問題として浮き上がって来ており、好機を逸してしまう危機も同時に内在している状況です。

 PGAは2024年現在約5900名を擁する団体ですが、会員による様々な練習理論や練習機材を世に送り出しており、PGAではこの中から年1回優秀者を2008年より表彰して来ています。PGAはある意味人材の宝庫とも言えるのですが、上手に活用されていないのも又現実です。

 この様な人材を活用する一つの策として、浮上してきたのが「業務連携」と言えます。両者のもっている情報や利点を総合的に活用する事で、PGA会員の職探しやゴルフ関連人材を求める企業が、より速やかに目的を達成出来る仕組み作りになっています。PGAではWEBサイトを活用し、この内容を閲覧および手続き出来る様にしています。

 GEWでは2008年より求人企業と求職者のマッチングを目的とした「Recruit by GEW」を展開して来ていますが、今回PGAとの連携を機に、サービス開始半年間で200社以上の求人企業の登録を目標にしています。基本的に企業登録は登録料が必要ですが、2024年7月末までは無料で出来るとの事です。

PGAのティーチングプロ2024年B級実技試験で女性14名が合格

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 公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)では2024年7月11日(木)~12日の二日間に渡り、群馬県のサンコーカントリークラブにてティーチングプロB級の実技審査を行いました。

 男女合わせ186名が受験したのですが、その内女性は18名が受験し14名が合格しています。この合格者14名は、2025年の1年間をかけPGA会員に相応しい様々な座学講習も受け、2026年1月に晴れて会員として登録されます。この度の女性合格者は、下記の通りです。

1  鈴木 磨夜   1位
2  尾崎 美保   2位タイ
3  佐野 愛    2位タイ
4  櫻井 見音   2位タイ
5  藤田 桃香   5位
6  小林 亜美   6位
7  有森 可琳   7位
8  水戸 さやか  8位
9  原 有希    9位
10  小林 愛奈   10位
11  入駒 雅裕美  11位
12  後藤 なのは  12位タイ
13  肥田 亜美   12位タイ
14  藤原 愛磨   14位

 PGAでは女性を受け入れないと言う規定が無い事から、2021年を皮切りに女性会員が年々増えて来ています。JLPGAツアートーナメント出場を目指す事無く、レッスンを生涯の仕事としたい女性にとっては、PGA会員でいるのが大変合理的なのだと思われます。

古江彩佳選手メジャー第4戦2024エビアン選手権優勝

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 古江彩佳選手が2024年『エビアン選手権』にて優勝しました。

 フランス南東部のエビアン・リゾートGCで開催されていたメジャーの第4戦・エビアン選手権は2024年7月14日に最終日を迎え、古江選手は1イーグル・6バーディー・2ボギーの65とし、4日間通算19アンダーの265スコアにて優勝しました。ちなみに優勝賞金は120万ドル(約1億9000万円)です。

 古江選手にとってメジャー初制覇となりましたが、これまで日本人女子選手によるメジャー優勝は、樋口久子、渋野日向子、笹生優花の3人が居ますので4人目の快挙です。

 古江選手は既に2022年7月31日、『トラストゴルフ・スコティッシュ女子オープン』にて米ツアー初優勝を飾っておりますので、今優勝にて通算2勝目となりました。振り返ればアマ時代の2019年6月にJGA役員によるクラブ破損事故に見舞われたり、同年10月20日にはJLPGAトーナメント『富士通レディース』にて、アマチュア優勝を果たすなど話題に尽きない選手ですが、今後も同選手の動向から目を離せません。

 下記は今試合に於ける2位から5位までの選手と、日本人選手の成績です。
2位    266 ステファニー・キリアコウ オーストラリア
3位    267 パティ・タバタナキト   タイ
4位    269 ローレン・コフリン    アメリカ
5位    271 ユ・へラン        韓国
10位タイ 275 岩井明愛         日本
35位タイ 280 西郷真央         日本
39位タイ 281 山下美夢有        日本
44位タイ 282 西村優菜         日本
51位タイ 284 渋野日向子        日本
55位タイ 287 竹田麗央         日本
63位タイ 291 勝みなみ         日本
予選落ち      畑岡奈紗         日本
予選落ち      笹生優花         日本

PGMが蝉川泰果選手とスポンサーシップ契約

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 パシフィックゴルフマネージメント株式会社(以下PGM)は2024年7月10日、プロゴルファーの蝉川泰果(アース製薬_23才)選手とスポンサーシップ契約を締結したとして、広報を通じ明らかにしました。

 今回、蝉川選手はPGMより支援を受ける事になりましたが、同選手とPGMグループは、かねてより縁が有りました。その簡単な詳細は下記の通りですが、11歳で会員制倶楽部の会員となった蝉川選手は、世界へ活動の分野を拡げている現在に於いても、同倶楽部を退会する事無く年会費も支払っているとの事です。

■ 2012年 11歳 PGMが運営する「ライオンズカントリー倶楽部」の会員になる。
■ 2013年 12才 中学1年 同倶楽部理事長杯_優勝
■ 2013年 12才 中学1年 同倶楽部クラブ選手権_優勝
■ 2024年 23才 「HEIWA・PGMチャリティゴルフ」優勝

 俗に言うクラチャンを蝉川選手は、中1年生で獲得しています。当該クラブの競技レベルが低い訳では無く、しっかりとした研修会も有り普段の競技会も盛況で、ローハンデの方が多いのですが、その様な並みいる強豪選手をファーストフライトでなぎ倒して行った結果でした。

 いまだに会員として在籍している蝉川選手ですが、幼少時より応援して下さる会員の方々も多く、その様な絆を大切にし、時おりライオンズCCで練習も行っている様です。今回PGMとスポンサーシップ契約を締結した事で、ライオンズCCのみならず全国の同グループゴルフ場などを利用出来る様になりました。

 今後蝉川選手は左の背中上に、「PGM」のロゴが入ったウェアを着用し、試合へ臨むとの事です。

 対話型ゴルフAIデバイス『バーディ・トーク』をソースネクスト株式会社が、2024年6月20日よりMakuakeサイトhttps://www.makuake.com/project/birdie_talk/にて8月22日まで、通常の販売価格(税込39,600円)の40%オフにて販売しています。

 ソースネクスト社としては初めてゴルフ関連市場へ参入する事になりましたが、これはゴルフの物販市場が2023年度予測として2020年度比138%増の3000億円規模へ急拡大しており、2020年以降のコロナ禍を経て、ゴルフに取り組む層が増えている点が背景だとしています。事実、同社の小嶋社長も「はまった」一人との事です。

 ところがゴルフの難しさも有り、新規に取り組み始めたゴルファーの中で、スコア100切りが中々出来ない層が、ある資料によれば約3割も存在するとの事。この様な方々に対し、別の角度からサポート出来ないだろうか、と考えだされたのが(バーディ・トーク)です。

 小型軽量のこの機器(バーディ・トーク)を、プレーヤーは帽子或いはバイザーのツバ部分へ取り付け、現場ではこの機器のボタンを適時押しながら使用します。グリーンセンターまでの距離、クラブ選択、ゴルフルール等などに関し、音声でアドバイスしてくれるのです。まるでゴルフコーチを帯同しているかの様です。なおプレーヤーのラウンド中のデータは、アプリを通じ確認する事が出来ます。

 このバーディ・トークの開発に当たっては、プロゴルファーの知見のみならず東京大学のゴルフ部が監修に当たり、GPTの精度を高めています。ゴルフの難しさから距離を置いているゴルファーへ、バーディ・トークはゴルフの魅力を再確認してもらい、スコア100切りを達成させてあげたいとしています。

 発売から約20日間が経過しましたが、ゴルファー3万人へ訴求出来たらと同社では考えています。