2024年パリオリンピックに於ける男子ゴルフ競技への参加者は60名でしたが、その国や地域は下記の通りです。

参加国・地域(略称)IOCコード人数
アルゼンチンARG2名
アイルランドIRL1名
アメリカUSA4名
イングランドENG2名
インドIND2名
イタリアITA2名
オーストラリアAUS2名
オーストリアAUT1名
カナダCAN2名
10韓国KOR2名
11北アイルランドNIR1名
12コロンビアCOL2名
13スペインESP2名
14スゥエーデンSWE2名
15スイスSUI1名
16台湾TPE2名
17タイTHA2名
18チリCHI2名
19中国CHN2名
20デンマークDEN2名
21ドイツGER2名
22日本JPN2名
23ニュージーランドNZL2名
24ノルウエーNOR2名
25パラグアイPAR1名
26フィンランドFIN2名
27フランスFRA2名
28プエルトリコPUR1名
29ベルギーBEL2名
30ポーランドPOL1名
31マレーシアMAS1名
32南アフリカ共和国RSA2名
33メキシコMEX2名
        < 33の国や地域から60名が参加 >

 60名中棄権者は、3日目に一人、4日目に一人の合計2名でしたので、58名が4日間を通しプレーし終えました。上記表を一瞥し分かる様に、ゴルフプレーヤーは世界のあらゆる国や地域に点在していることです。

 これが4年後には、どの様な拡大を見せている事でしょうか。

ジェット&スポーツ社による台湾周遊ゴルフ

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 株式会社ジェット&スポーツでは約30年前より、台湾ゴルフツアーを展開して来ており、最近では2023年12月30日~2024年1月4日まで、『台北・台中・高雄 台湾周遊ゴルフ6日間』と題し、ミラマーGC、永漢ゴルフクラブ、信誼ゴルフクラブの各ゴルフ場でゴルフラウンドしながら観光も楽しむ企画を行って来ました。

 来年は『台湾周遊ゴルフ&グルメ旅6日間』と題し、2025年3月19日(水)~3月24日(月)まで5泊6日の予定で、ゴルフと美食の旅を計画しています。ゴルフに関しては、3月20日に高雄GCか信誼GCかでラウンドし、3月22日に台湾(旧淡水)ゴルフクラブ、3月23日にミラマーゴルフクラブを予定しています。

 今年は最年少の方で58才、最年長で80才の方、平均68歳の方々が10名ほどが参加されました。ご感想としては、下記の様なお声が多かった様です。
■ 奇麗なコースで大変楽しめた
■ 日本に似たサービスでとても快適だった
■ 食事も美味しかった

 ジェット&スポーツ社によれば、台湾は親日国で、日本から3時間少々で行け、特に冬のゴルフツアーは人気が有るとのことです。ちなみに3月の平均最高気温と平均最低気温は、下記の通りです。

3月時気象情報平均最高気温平均最低気温降水量(月)
台北22度C15度C162.9mm
台中24度C16度C94mm
高雄26度C19度C122mm

 栃木県芳賀郡茂木町の東ノ宮カントリークラブが閉鎖され、跡地へ大規模太陽光発電所が建設される計画が有る、この様に栃木県の日刊紙である下野新聞が報じたのは2024年6月15日の事でした。下野新聞ならではのいち早い報道でしたが、約1ヶ月半が経過した今日、どの様な状況なのでしょうか。

 同ゴルフ場の関係者曰く、本社の株式会社バンリューゴルフから決定事項とも言える内容は現場へ伝えられて来ていない為、ゴルフ場側から会員へ言える内容は無い状況とのこと。しかしながら多くの会員は新聞記事を読んでおり、うすうす「閉鎖になるのではないだろうか」と感じ取っている様子だとしています。

 栃木県によるメガソーラー事業としてのこの案件は、気候変動対策課が受け持っており、メガソーラー事業がCO2排出削減に効果があると言われている観点からは、推進して行く方向だとしています。とは言え1つのゴルフ場が無くなってしまうのは、県内のゴルフ場事業推進の立場からはもろ手を上げて喜べず、事態の推移を静観せざるを得ないとしています。

 ところで当該ゴルフ場の買い手と言われているのはPAG Renewables合同会社ですが、同社は「日本をはじめとする諸国での再生可能エネルギーの拡大をミッション」にしています。下野新聞によれば、同社は2028年に工事開始を予定している様ですので、残すところ4年ほどになります。当該ゴルフ場は600名ほどが在籍する会員制ですので、会員を軽視しての閉鎖は有り得ませんので、会員の声を良く聞き取って頂きたいと言わざるを得ません。

JGM霞丘GCが8月8日より会員権の名義書換を再開

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 JGM霞丘ゴルフクラブ(茨城県)は2024年8月8日より、ゴルフ会員権の名義書換を再開します。前回名義書換を停止にしたのは、2009年11月11日でしたので約15年ぶりでの再開になります。

 現経営体制へ移行したのは2013年6月11日ですが、約10年をかけ旧体制下で発行された会員権などの整理作業を経て、この度書換業務が再開されます。名義書換の対象証券は、表面に「JGM霞丘」と記述されており、額面は3万円ですが中には無額面証券も有るとのことです。

 名義書換料は下記の通りです。
■ 正会員  275,000円(税込)
■ 平日会員 165,000円(税込)

 2024年5月にはクラブハウスのリニューアル工事も終えており、コースは以前から短いなどの評価も有りましたが、その様な短所が今では長所となり、多くの来場者で賑わっています。なお来年2025年1月より、年会費が改定されます。正会員は税込み33,000円、平日会員は税込み26,400円になります。

松山英樹2024パリオリンピック銅メダル

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 松山英樹選手が、2024年パリオリンピックの男子ゴルフにて、銅メダルを獲得しました。現地時間2024年8月4日の出来事ですが、会場はル・ゴルフ・ナショナル(7174ヤード_パー71)です。

 松山選手がオリンピックへ初参加したのは、前回2021年に開催された『2020東京』でしたが惜しくもメダルへ手が届かず、悔しい思いで参加した今回の『2024パリ』で、見事に雪辱を果たしました。ゴルフ競技がオリンピックへ復活したのは2016年のリオからですので、3大会目に日本人男子として初めて記録を残す事になりました。

 今大会に於ける松山選手の4日間の簡単な足跡は、下記の通りです。
■ 1日目 -8(63)にて単独首位
■ 2日目 2日目-3(68)にて合計-11とし首位を保つもその他2選手も同スコアで分け合う
■ 3日目 スコアを伸ばせず(71)、3日間合計-11は4位タイへ後退
■ 4日目 最終日65の-6、4日間合計-17にて銅メダル獲得

 最終日は参加54選手中31選手がアンダパーをマークし、バーディ合戦の展開となり、3位以内へ入らない事で失うものは無く、正しくプライドと名誉をかけての戦いは、一流選手達の底力を見せつけるものとなりました。松山選手自身のプレーでは、カップを覗いた、あと2~3㎝と言うバーディパットが何度も有り、悔しさが残ります。

 なお金メダルは米国のスコッティ シェフラー選手、銀メダルはイギリスのトミー フリートウッド選手ですが、日本人選手のもう一人、中島啓太選手は49位タイの成績でした。

ALBAとマイナビが8月1日業務提携契約を締結

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 株式会社ALBA(社長:島崎陽)と株式会社マイナビ(社長:土屋芳明)は2024年8月1日、「ゴルフ場に於ける雇用創出と業界の持続的成長」を目的に、業務提携契約を締結しました。

 多くのゴルフ場と接点を持つALBAがゴルフ場の求人情報を収集し、マイナビへその情報を集約して行きます。それを受けてマイナビは、各ゴルフ場の求人情報の総合的専門サイトを立ち上げ、求職者へ訴求して行きます。求職者はこの専門サイトへアクセスする事で、自ら希望するゴルフ場やゴルフ場内職種を、いち早く確認出来ます。

 ゴルフ場からALBAへ、ALBAからマイナビへ、マイナビから求職者へ、この4者の循環過程を通じ、ゴルフ場業界へ速やかに人材を送り出せるシステムが、出来上がります。ある意味、ゴルフ場業界へ特化した、求人・求職システムと言えます。

 この度のALBAとマイナビによる業務提携は、常に求人難にあえぐゴルフ場業界が背景にあるものと思われますが、特にキャディ職については慢性的な人材不足となっています。この提携の成果が見えだすには、少し時間の経過が必要だと思われますが、新規就労者の確保も視野に入る反面、既存就労者の流動化も想定されます。

 今後の動向が注目されます。

 中山カントリークラブ(千葉県)を経営する株式会社中山カントリークラブは2024年7月30日、第63期有価証券報告書を公表しました。第63期も含めた過去3期の決算概要は、下記の通りです。

回次第61期第62期第63期
売上高(千円)757,035815,998775,957
経常利益(千円)162,267144,828106,964
当期純利益(千円)108,884102,49970,484

 上記表の通り売上高は、前期よりも40,041千円減少していますが、これは主に来場者が減少した事によるもので、第62期よりも2,440名減少し351日稼働で45,543名が来場しました。
 しかしながら営業外収益は、会員権の名義書替手数料が、前期よりも9,624千円増加し91,325千円となっています。

 会員権の名義書替件数は9件ほど増えた様ですが、これは「会員になりたい」との希望者が例年に無く多かったと言え、人気の高さを裏付けています。
 なお同報告書では、コース内借地の一部を取得した事も、合わせて報告されています。

葛城ゴルフ倶楽部は8月1日より正会員の補充募集を開始

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 葛城ゴルフ倶楽部(静岡県)では2024年8月1日より、正会員の補充募集を開始します。概要は下記の通りですが、この募集に合わせて正会員の名義書換は、2024年8月1日より同年12月30日まで停止になります。

会員種別募集金額内訳(預託金)内訳(入会金)募集口数
正会員870万円(税込)650万円220万円(内消費税20万円)30口

 来年2025年1月に既存正会員権の名義書換料が、税込み220万円へ改定されますが、この動きに合わせてこの度の会員募集では、入会金額を220万円へ設定されています。例年この募集は人気が有り、開始から10日前後で口数に達してしまっています。

 しかしながら今年は、募集金額が200万円ほど上がる事から、どの様な反響となるのか見通せない部分も有ります。当該クラブにとっても、この価格帯での募集は初の試みになります。

 宮城県加美町のゴルフ場・『やくらいサイズゴルフ倶楽部』は2021年4月23日、所有者である加美町より同ゴルフ場の運営会社である(株)チームトレイン(当時の社長:武本俊弘)へ、9500万円で売却されました。

 ところが同日チームトレイン社は、カナディアン・ソーラー・ジャパン(株)の関連会社であるティーダ・パワー110合同会社へ、4億円で同ゴルフ場の土地と建物を売却する契約を結んでいます。この事態を知る事になった町側が、2021年5月に入りチームトレイン社へ問いただすと、「ゴルフ場は閉鎖しない、売却も考えていない」と報告しています。

 ところが2023年11月、チームトレイン社の担当者が町を訪れ、「ゴルフ場の収益改善が見込めない為に2024年で閉鎖し、跡地に太陽光発電事業所を建設する」、と説明しています。これを受けて2024年1月に同町議会は、太陽光発電事業の反対決議を全会一致で採択すると共に、石山町長も又建設には断固反対との見解を述べています。

 もとを正せば2013年9月、当時の経営会社であったやくらいゴルフ倶楽部株式会社(代表:山口智三)が、経営難から当該ゴルフ場の土地と建物を、9500万円で同町に買い取ってもらった事に端を発しています。この時に結ばれた『協定書』によれば、経営会社の経営が改善した折には、同額で買い戻すと言う特約が有りました。尚やくらいゴルフ倶楽部社は、2017年4月にチームトレイン社と合併し解散しています。

 猪股前町長によれば、この協定書による権利行使の観点から言えば、買い戻し行為そのものは問題無いとの事。とは言うものの、町から資金調達し且つ固定資産税などの諸支払いも軽減され、8年かけ転売先を見つけるやいなや大きな利益を出しさっさと撤退するチームトレイン社、この様な行為が信義則上如何なものかと思わざるを得ません。

 これは協定書の内容を把握していない側の一般論に過ぎませんが、当事者である町は今回の件に関し訴訟も辞さない姿勢で臨む様です。この動きを察知した当該ゴルフ場の買い手側も、対抗措置を準備しているとの事。短期間では解決策を見出せない事件になりそうです。

 2024年7月4日~7日までの4日間、岐阜県の富士カントリー可児クラブ志野コースで開催された『第91回日本プロゴルフ選手権大会』を、自由民主党ゴルフ振興議員連盟の4代議士が大会2日目の7月5日(金)に視察しました。

 4代議士とは、下記の皆様です。(敬称略、順不同)
■ 衛藤 征士郎 (衆議院議員)自由民主党ゴルフ振興議員連盟 会長
■ 赤池 まさあき(参議院議員)自由民主党ゴルフ振興議員連盟 事務局長
■ 神田 憲次  (衆議院議員)
■ 吉井 章   (参議院議員)

 4代議士は精力的に会場内を視察すると共に、明神PGA会長より大会運営の課題も聞き取っており、特にスポンサー企業集めが大変だとの説明が有る中、衛藤会長は「ゴルフ界を引き続き支援して行く」と応えたとの事です。