カレドニアン・GCでは12月1日より会員権の名義書換を再開

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 千葉県のカレドニアン・ゴルフクラブでは2024年12月1日より、正会員権および平日会員権の名義書換を行います。これは2024年11月18日に関東ゴルフ会員権協同組合へ、当該クラブから送られて来たニュースです。

名義書換料は下記の通りです。
■ 正会員  3,300,000円 (3,000,000円+消費税)
■ 平日会員 660,000円 (600,000円+消費税)_土曜日、日曜日、祝日、定休日利用不可

 入会条件としては下記項目が上げられますが、具体的な内容についてはその都度問合せして欲しいとしています。
1、国際的に活躍されているビジネスエグゼクティブで、ゴルフがお好きな方
2、一流名門クラブ又はイギリス、アメリカの由緒あるクラブにご所属の方
3、各界の有力者又は有力会社の役員で、ゴルフに深くご理解のある方
4、理事、会員、伊藤忠商事株式会社、取引銀行のご推薦の方
5、一般社団法人カレドニアンクラブへ入社する事

 これまで多くのゴルファーから注目されてきたクラブですが、一般の会員権業者による取り扱いが困難だった為、会員権業界での認知度は今一でしたが、今後は市場でのやり取りが可能になります。

鎌ヶ谷CCでは年齢による入会条件を18歳へ引き下げ

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 千葉県の鎌ヶ谷カントリークラブでは2024年9月1日より、新規入会希望者の年齢条件をこれまでの20歳から18歳へ、引き下げました。これは同年8月に開催された理事会にて、決定されたものです。
 簡潔な表現をすれば、18歳以上の方で在籍3年以上の正会員1名の推薦保証を得られれば、当該クラブへの入会資格を満たす事になります。この度の決定は入会希望者の対象を幅広くした訳です。
 入会希望者がクラブからの入会承認を得られた場合、たとえば正会員であるならば、名義書換料税込み143万円と名義書換預託金(入会預託金)200万円の合計343万円を、当該クラブへ納入し始めて会員資格が発生します。当該クラブへ入会すると言う事は、これだけの資金負担が必要なのです。
 これらの資金負担を考えた場合、18歳の成年がこの様な資金の蓄えが無いとは一概に言えないものの一般的には考えずらく、親や関係者からの資金援助無くしては無理だと推測されます。

 今回この様な改定の背景には、どの様なものが有るのでしょうか。親族からの資金援助を受けてでも当該クラブへ入会したいと言うゴルフを愛する18歳の方、或いは家族でクラブライフを楽しみたい18歳の方、この様な方々の潜在的需要が多いとの分析から、条件変更へ至らしめたのかも知れません。

 なお当該クラブによれば、今日までの約2ヶ月半にて、18歳の方2名が新規会員になられたとの事です。

 株式会社アコーディア・ゴルフは2025年1月1日より年会費額を改定するとして、2024年11月8日明らかにしました。東日本エリアでは8コースが対象になりますが、その概要は下記の通りです。

クラブ名称所在地会員種別現年会費改定後年会費
アクアラインゴルフクラブ千葉県正会員33,000円44000円
アクアラインゴルフクラブ千葉県週日会員16,500円27,500円
小田原ゴルフ倶楽部 松田コース神奈川県正会員33,000円44,000円
小田原ゴルフ倶楽部 松田コース神奈川県平日会員22,000円28,600円
十里木カントリークラブ静岡県正会員44,000円55,000円
十里木カントリークラブ静岡県平日会員22,000円33,000円
玉川カントリークラブ正会員埼玉県44,000円55,000円
玉川カントリークラブ週日会員埼玉県35,200円42,900円
玉川カントリークラブ平日会員埼玉県26,400円31,900円
取手桜が丘ゴルフクラブ正会員茨城県44,000円55,000円
水戸・ゴルフ・クラブ正会員茨城県38,500円49,500円
水戸・ゴルフ・クラブ平日会員茨城県22,000円27,500円
寄居カントリークラブ正会員埼玉県44,000円55,000円
寄居カントリークラブ週日会員埼玉県27,500円38,500円
寄居カントリークラブ平日会員埼玉県27,500円38,500円
ラ・ヴィスタゴルフリゾート正会員千葉県33,000円44,000円
※金額は全て税込

 ゴルフスタジアム事件に於ける被害者達が原告となり、当該事件にて主要な役割を果たした旧・ゴルフスタジアム社の役員及び社員総勢13名に対する損害賠償請求裁判は、2024年11月7日(木)に2審判決日を迎えました。

 永谷典雄裁判長は一審判決内容をほぼ追認するものの、一審では原告側の主張が認められなかった被告Tに対する請求を一部認める事になりました。永谷裁判長が読み上げた判決文では、「一審原告らの一審被告Tに対する請求部分を次のとおり変更する」としたのです。被害者側が一矢報いる形に、初めてなりました。

 東京地裁・高裁に於けるゴルフスタジアム事件を振り返るならば、その戦いの基本構図は被害者達によるクレジット・リース会社への訴訟であり、その訴訟を構成する8裁判では被害者達の主張が認められる事は無く、概ね「和解」と言う形で推移して来ました。壁が高い現実を思い知らされたとも言えます。

 しかしながらゴルフスタジアム事件の主要因となった旧・ゴルフスタジアム社、その元構成員に対する裁判では、東京地裁に於いて原告・被害者達の主張がほぼ認められ、そしてこの度高裁では追加の主張が認められたのです。国はクレジット・リース会社に対してはおとがめ無しとする一方で、ゴルフスタジアム社の営業手法については断罪する方向性を明確にしたのです。

 なお被告側による最高裁上告への道も残されており、この度の判決が確定するまでには、今少し時間がかかりそうです。

2024年2月末の18h規模以上のゴルフ場数は2,064コース

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 一社)日本ゴルフ場経営者協会(NGK)は2024年2月末時点における全国のゴルフ場数を、2024年11月に入り公表しました。此の資料の基礎になっているのは、利用税を納めているゴルフ場になります。

 今回明らかにされたゴルフ場総数は2,169コースですが、此処には18ホールズ未満のゴルフ場が105コース含まれています。いわゆるショートコース等と呼称されているものになりますが、この105コースを差し引いた2,064コースが、本格的な18ホール規模以上のコースになります。

 総数で言えば前年度よりも9コースが1年間で減少した事になりますが、18ホールズ以上のコース数で言えば10コースが減少しました。減少数は前年度時点で11コースでしたので、今統計に於いても大きな差異は無かったと言えます。振り返れば2010年度以降14年間で、258コースが消えています。

 今統計で消えたゴルフ場には、『昭和の森ゴルフコース』も含まれています。稼働率も高く常にゴルファーで賑わっていたゴルフ場で、街並みに溶け込んだ自然環境は地域住民に潤いをもたらしていた側面は、今となっては懐かしくも有ります。ゴルフ場は森林破壊の元凶などと揶揄されたのはかつての話であり、CO2吸収効果などを考慮するならば、その存在意義は高いものが有ったのだと言わざるを得ません。

 年々減少するゴルフ場ですが、歯止めがかかるのは何時になるのでしょうか。

デジタル振興券発行を発表する小出市長

 千葉県の市原市では、2017年より「いちはらゴルフ場巡り33」と題し、市内33コースを利用したプレーヤーへ、その達成度に応じ市内特産品をプレゼントしています。達成基準としては、5コース、11コース、22コース、33コースと言う4段階に分かれています。

 この内5コースと11コースを達成したプレーヤーに対しては、これ迄とは異なり2025年1月15日よりデジタル振興券へ切り替わります。同日よりアプリ化された「いちはらゴルフ場巡り33」が機能しだし、デジタル振興券=(電子クーポン)が付与されます。

 取得者による利用方法としては、市内提携店でのお買い物やサービス利用時の支払いに対し、割引料金として利用出来ます。22コースと33コース達成者へは、これ迄通り市内特産品になりますが、市によればこの賞品内容を更に充実させていくとしています。

 今回このデジタル振興券発行に合わせ市では、取得者が利用出来る店舗100店を当面の目標に設定しており、2024年11月1日(金)~同年12月31日までの期間、新規登録店舗の募集を行います。この期間に登録しますと初期費用6,600円(税込)が無料になるのみならず、更に月額費用3,300円(税込)も2027年3月まで無料になります。

 市内の33ゴルフ場は、大切な資産ととらえる市によるゴルフ場活性策が、また一歩前進しようとしています。

ドコモがゴルフラウンド月額定額サービス「GOLF me!」開始

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 株式会社NTTドコモ(ドコモ)では2024年3月5日より、ゴルフラウンド月額定額サービスを開始しています。基本的なサービスプランには、次の3パターンが有ります。

❶ 1年プラン (税込8,778円 / 月)
❷ 6ヶ月プラン(税込9,878円 / 月)
❸ 3ヶ月プラン(税込10,978円 / 月)

 上記プランへ登録した会員が定額サービスを利用しラウンドする場合、「GOLF me!」登録コースに限定されますが、それは次のWebサイト(https://golfme.goo.ne.jp/)から確認出来ます。またこのサービスはアプリを利用してでは無く、あくまでもWeb上で全ての作業を完結させていくものになります。

 この定額サービスのリアルな料金を実感したく、千葉県の某登録ゴルフ場へ連絡を取り教えて頂きましたので、此処で披露したいと思います。

 そのゴルフ場では1日1組のみを「GOLF me!」より受けているそうですが、1組4名は各自全く面識の無い方々のケースもあるとの事。料金は利用税と食事代更には売店などを利用した金額のみを、「GOLF me!」会員に清算してもらっており、それ以上は求めていないとしています。

 と言う事は「GOLF me!」会員は、ドコモへ支払う月額料金とプレーする度にコースへ支払う最低限の料金、これのみで済んでしまうのです。

 これではゴルフ場は利益が出ず赤字になってしまいますが、そのゴルフ場曰く、損失分については「GOLF me!」側より補填してもらっており、赤字にはならないものの通常のビジターよりは、割安で提供しているイメージだとしています。

 ところでこのドコモの定額サービスは、何処に利益の源泉を見出し、ゴルフ場業界へ参入して来たのでしょうか。これまでティータイム確保のエントリーサービスは、ゴーラやGDOなどで寡占化していますが、切り口を変えてドコモがこの市場へ参入して来たとも言えます。まだ始まって8ケ月ですが、今後の動向が注目されます。

 東京よみうりカントリークラブ(東京)では相続や生前贈与などによる女性親族の入会、会員資格継承について、この度その条件を改定し2024年10月16日より実施しています。

 通常当該クラブへ女性が入会しようとする場合、女性名義の会員権を取得しなければ、入会申請が出来ません。男性名義から女性名義への変更を、当該クラブでは認めていない為です。それ故に女性名義の会員権は大変希少価値の高い会員権と言え、市場では男性名義に比べ2倍ほどの値をつけています。当該クラブの会員になりたい、その様に考える女性の需要が高い故の値付けになっています。

 この様な高い人気を誇る女性会員権ですが、相続や生前贈与手続きを経て、会員である父親(男性)が亡くなった場合、法定相続人である女性が、一代限りの念書を提出する事で自らの名義へ変更出来ます。この手続きでは、男性名義から女性名義へ変更出来るのです。

 ところが一代限りと言う事は、この会員権の新たな名義人となった女性、たとえばAさんとするならば、Aさんが将来第三者へ自らの会員権を譲渡する場合、譲渡対象者はあくまでも男性のみになります。Aさんの会員権は、第三者の女性へ名義変更する事は出来ない、一代限定とはこの様な解釈になります。

 またAさんの実子である女性、元名義人であるAさんの父親からすれば孫にあたる女性へ、これまでAさん名義の会員権を変更する事は出来ませんでした。しかしこの度の改定により、孫である女性は相続或いは生前贈与手続きを経て、Aさん名義から変更出来る様になったのです。この点がこの度の改定の要点です。

 第63回日本プロゴルフシニア選手権大会が2024年10月3日~6日までの4日間、茨城県のイーグルポイントゴルフクラブを舞台に開催され、シニア2年目51歳の増田伸洋選手の優勝にて幕を閉じました。

 今年この大会へ新規に円谷フィールズホールディングス株式会社が特別協賛する事になりましたが、この動きに合わせ大会名称もTSUBURAYA FIELDS HOLDINGS ULTRAMAN CUPとなりました。関係者の多くが親しみを込め(ウルトラマン カップ)と呼称したのですが、現在のシニア層には大変懐かしい響きが蘇った様に思われます。

 今回この大会への特別協賛を振り返り円谷フィールズホールディングス社は、次の様に語っています。
■ 大会とウルトラマンと言うコンテンツがマッチする事で、新たな価値創造に手ごたえを実感。
■ 来年以降も特別協賛する方向であり、継続して取り組む事で認知度を上げて行きたい。
■ 大会告知を拡大して行き、結果として多くの方に会場へ足を運んで頂ける様にしたい。

 宇宙から飛来し地球を壊す巨大怪獣に対し、そうはさせまいと奮闘するウルトラマンの姿は、現在のシニア層が少年少女だった頃、少なからずみる者へ感動を与えて来ました。現代に蘇った円谷フィールズホールディングス社のウルトラマンは、ゴルフを通じ再びシニア層の心へ訴求しようとしています。

 来年はどの様なシニアプロが、ウルトラマンよろしく飛び出し活躍するのか、大変楽しみな大会になったと言えます。

JGAは創立100周年を記念し「GOLFPEDIA」を開設

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 公益財団法人日本ゴルフ協会(JGA)は、今年創立100周年を迎えました。
 これを記念しJGAは創立日である10月17日に、「GOLFPEDIA」(ゴルフペディア)を単独のWebサイトとして開設しました。

 この「GOLFPEDIA」と言うサイトを通じ閲覧者は、ゴルフの史実に関する記事や様々な記録を確認出来ます。サイトのカテゴリーとしては、歴史、人物、コース、競技、用具などに分かれており、限りなく正確な記述に出会えます。

 これはJGAによる史実や記録の集大成とのことですが、サイトへは下記のURLよりアクセス出来ます。
https://jga-golfpedia.jp/