JGTO選手会の2024年-2025年新役員決まる

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 ジャパンゴルフツアー選手会は2024年1月25日、理事会を開催し今後2年間に渡り役職を務める新役員を決定しました。その内容は下記の通りです。

 役職      名前(年齢)       担当
会長谷原 秀人(45)
副会長石川 遼(32)ファンプロジェクト委員
副会長堀川 未来夢(31)
副会長阿久津 未来也(28)広報委員
理事宮里 優作(43)ジュニアゴルフ委員
理事鍋谷 太一(27)_新任広報委員
理事岩﨑 亜久竜(26)_新任ファンプロジェクト委員
理事桂川 有人(25)_新任ジュニアゴルフ委員
理事T・ペク(32)_新任
監事杉本 エリック(30)_新任広報委員(英語担当)

 半数の5人が初選出となり、初々しい選手会体制となりましたが、危機的状況と言われ久しいJGTOツアーへ新風を吹き込めるのか、期待値が高まります。

日本プロの放映が日テレからBSフジへ

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 公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)では『日本プロゴルフ選手権大会』本年の放映を、これまでの日本テレビ放送網株式会社(以下日テレ)から株式会社ビーエスフジ(以下BSフジ)へ変更するとして、昨日1月31日明らかにしました。

 PGAではトーナメント期間中4日間のライブ放送を重要視しているものの、日テレ地上波での放映は難しく、ライブとなるとBS或いはCSが選択肢になる様です。これに対しBSフジでは、放送時間は未定としていますが、4日間ライブ放送を行うとしています。

 PGAとしては試合の緊張感や臨場感をチャンネルの変更無く、ライブで視聴者へ届けたい、これがプロゴルフトーナメントの魅力を発信する基本だと考えています。これが今回変更になった、主な理由だとしています。

 今日テレビ受像機にて視聴しているのは、仕事をリタイヤした高齢者が多いと言われています。また民間の地上波は、スポンサーの関係から「生もの」の対応が難しく、どうしても「造り物」が主体になっています。ドラマやクイズ番組などは、面白可笑しく加工し易く、丁度良いのだと思われます。

 今回の変更劇は、PGAが適切な判断をしたと言えますが、将来的にはユーチューブやニコ生での放映も視野に入れているとの事でした。

久邇カントリークラブでは4月より年会費改定

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 埼玉県の久邇カントリークラブでは、2024年4月1日より正会員の年会費を改定します。概要は下記の通りです。

会員種別改定前(税込)改定後(税込)
正会員55,000円99,000円

 当該クラブは1964年7月29日に、会員制クラブとして開場しております。開業時のクラブは、当該ゴルフ場の建設計画を進めていた故・久邇朝融(くに あさあきら)氏の遺志を継承するものでしたが、そのクラブは預託金の返還をもって解散しています。

 現在のクラブは旧クラブと入れ替わる様に、2007年4月より新たに発足しており、旧会員を対象に350口限定で、1010万円(入会金+預託金)にて募集しました。此処が現クラブの出発点ですが、当時の年会費は税別5万円でした。

 これが今回17年ぶりに改定されます。

 長野県伊那市の『信州伊那国際ゴルフクラブ』を経営しておりました株式会社信州伊那国際ゴルフクラブが、2024年1月24日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請しました。

 申請代理人はノイエスト総合法律事務所(東京都千代田区丸の内1-5-1)の西山彩乃弁護士ほか2名です。すでに当該事業は昨年の2023年11月29日に設立された新会社、伊那国際ゴルフクラブ株式会社へ吸収分割にて移管されており、今回この法的整理はプレパッケージ型にて再建しようとする手続きになります。

 今回の法的整理は会員の預託金問題から端を発していますが、旧事業会社となった対象会社の負債は、債権者約3000名に対し約33億円です。関係者によれば弁済率は、一般的な率よりも高いものを想定している様です。

 一連の手続きを経て、今回選定されたスポンサーへ新事業会社の株式を譲渡する訳ですが、その企業は東京都中央区銀座2-9-17に本店を置く、土木建築工事業の坪井工業株式会社です。此れまで多くのスポンサー候補が尻込みする中、ある意味火中の栗を拾う形になったのです。

 どこまで会員の協力を得られるかが、再建へ向けての試金石と言えます。

『金秀シニア沖縄オープン』2024年は中止へ

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 沖縄の金秀グループおよび公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)は、2024年1月25日にそれぞれ本年開催予定の『金秀シニア沖縄オープンゴルフトーナメント2024』について、中止する事を発表しました。

 PGAによれば、今回の件は金秀グループからの申し入れにより、決定したとしています。この事からすれば、金秀グループのお家事情が引き金になったと理解出来る訳ですが、舞台となる金秀グループのゴルフ場・かねひで喜瀬カントリークラブにて、プロトーナメントを一年の内に2度も開催するのは無理がある、これが理由の様です。

 ところで2大会が開催される場合、下記の日程が組まれていました。
■ 『金秀シニア沖縄オープンゴルフトーナメント2024』
   4月4日(木)~4月6日(土)
■ 『ソニー日本女子プロゴルフ選手権大会』
   9月5日(木)~9月8日(日)

 なお2008年に第1回目を迎えた『金秀シニア沖縄オープン』は、昨年まで15回を開催して来ておりますが、来年の大会開催について関係者によれば、「中止」と言う話は出ていない、としています。

 JLPGAツアーを舞台に活躍する女子プロゴルファーの鈴木愛さんが、2024年1月24日に「令和6年能登半島地震」被災者へ、日本赤十字を通じ1000万円を寄付しました。

 鈴木さんは、「何か私に出来ることはないか、自分なりに考え」た結果の行動だとしています。今被災地にとって第一に何が必要か、それはお金ではないでしょうか。人的ボランティアは、1月上旬から登録を受け付けていると石川県では伝えていますが、本格的に人手が必要になるのはこれからの様です。

 この度の鈴木愛さんの行動が、少しずつゴルフ界でも広がっていく事を期待したいものです。

ザ・クラシックゴルフ倶楽部でイノシシ大暴れ

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 2024年1月22日(月)の9時に配信されたFRIDAY DIGITALは、福岡県宮若市の『ザ・クラシックゴルフ倶楽部』でイノシシが、大暴れし人間へ危害を加えた事を報じています。

 事件は2024年1月6日の午後1時半ごろに起きました。ラウンド中の老夫妻めがけ、イノシシが襲い掛かり大怪我を負わせたのですが、このイノシシは老夫婦の救助に入った従業員をも襲っています。老夫婦は緊急搬送されると共に、従業員も入院中との事。

 全国どのゴルフ場も鳥獣被害には苦労させられているのですが、複数の人間が襲われ大けがを負ったとなると、問題は単なる鳥獣被害では済まされない様に思われます。事件の正確な概要、つまり怪我を負った夫婦と従業員の状況などについて、ゴルフ場側からの発表は然るべき事と思われます。

 当該ゴルフ場による、いち早い正確な発表が待たれます。

アコーディアがミオス菊川CCを取得へ

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 2024年1月18日に株式会社アコーディア・ゴルフは広報を通じ、静岡県のミオス菊川カントリークラブを取得する事を明らかにしました。

 M&Aを基にした契約は、2023年12月20日に株式譲渡契約として締結しており、引き渡しは2024年3月21日になります。当面、商号は残し営業を継続する様ですが、単体では営業黒字になっている関係上、早急に何かへテコ入れする必要はないものと思われます。

 しかしながらアコーディアゴルフとしては、アコーディアブランドとして営業していく方針から、徐々にシステムは変更されていくものと思われます。古くからの会員から、反発される様な事態を招きたくないのは当然ですから、少しづつ変化していくのではないでしょうか。

 この度のゴルフ場譲渡は、何が要因だったのでしょうか。一説には後継者不足とも言われており、日本の多くの老舗企業が抱える問題が、ゴルフ場に於いても浮き彫りになったと言えます。

セゴビアGCは4月1日より名義書換料改定

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 茨城県のセゴビアゴルフクラブ イン チヨダでは2024年4月1日より、ゴルフ会員権の名義書換料を改定します。概要は下記の通りです。

会員種別改定前改定後
正会員(一般譲渡)550,000円(税込)880,000円(税込)
平日会員(一般譲渡)385,000円(税込)440,000円(税込)

 現在の名義書換料は2019年4月1日より実施されており、実質5年をもって改定する事になりましたが、正会員権30万円の値上げが、会員権市場に於いて今後どの様な影響をもたらすのか、予断を許しません。

 今後の市場動向が注目されます。

PGMが政田夢乃選手とスポンサーシップ契約

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 パシフィックゴルフマネージメント株式会社(以下PGM)は2024年1月15日、政田夢乃(マサダ ユメノ)選手とスポンサーシップ契約を締結しました。

 これは昨年の『2023マイナビネクストヒロインゴルフツアー』に於いて、PGMがスポンサーとして参入した3試合の合計ポイント最上位者へ、スポンサーシップ契約の権利を付与した関係からです。この最上位者の権利にて、今回政田選手はPGMとの契約へ至っています。

 昨年政田選手は、JLPGAのプロテストに15位タイにて見事合格しており、2023年12月1日付けで96期生として正式に選手登録されました。PGMによれば、プロテスト合格とスポンサーシップ契約は、直接的関係は無いとの事で、あくまでマイナビネクストでの活躍が評価されたとしています。

 今年マイナビネクストのスポンサーとなるか否かについて、PGMは「前向きに検討中」としており、正式な発表が待たれますが、マイナーステージで活動している多くの選手にとって、PGMの様な大企業とのスポンサー契約は大変魅力的であり、モチベーションも高まる事と言えます。

 PGMスポンサー契約・政田選手の本格的な活躍は、2024年これからですが、期待がかかります。