金乃台カントリークラブ(茨城県)では2024年7月1日より、会員権の名義書換を再開します。

 振り返れば当該ゴルフ場が日本製鉄グループより、太平洋クラブへ移行したのは2021年5月1日でした。M&Aによる株主構成の変更だった訳ですが、その影響もあり会員権の名義書換を前回停止にしたのは、2022年1月11日でした。そして今回再開するのですが、約2年半ぶりになります。

 この間、預託金の無い会員の補充募集などが新体制下で行われて来ており、現時点での会員数は正会員および平日会員を合わせ、1300名に若干欠ける状態です。預託金の有る会員権と無額面のプレー会員権が混在した状態になります。

 名義書換料は正会員が税込み110万円、平日会員が税込み55万円です。入会条件は従来とほとんど変わりませんが、面接が行われる点が大きな追加点です。

 今回名義書換を再開するにあたり当該クラブでは、「長らく現会員へは会員権を譲渡する機会を奪ってしまっていたが、これで会員権市場を通じ退会する自由が出来た」と語っています。更に「会員権が流通する事で、会員組織が活性化する事を望む」とも付け加えています。

 経営母体の太平洋クラブに於いては、共通会員権としての「太平洋クラブ」以外での、初の単独クラブ会員権の取り扱いになります。

マグレガーカントリークラブは2024年6月末にて閉鎖へ

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 マグレガーカントリークラブ(千葉県)は2024年6月末をもって、会員制を終了しゴルフ場を閉鎖する事になりました。

 当該ゴルフ場は南千葉ゴルフ倶楽部と称していた時期に、経営会社である日栄総業株式会社が整理回収機構より、会社更生法の適用を申請されました。2004年7月の出来事でしたが、その後再建の目途が立たず2005年3月には、破産手続きへ移行しています。

 その年の7月1日には、有限会社大多喜ヒルズリゾートがゴルフ場を取得していますが、買収会社は債務を一切継承せず又旧会員へは年会費の支払いを条件に、会員並み料金にて利用する事を認めていました。この時点で年次会員の様な存在は有っても、正式な会員は存在していない、と理解するのが正確なのだと言えます。

 その後幾多の変遷を経て今日に至っていますが、2024年2月10日には会員権の名義書換を停止しており、更には3月に入り全会員へ会員制を終了する事を告知していました。そしてこの度の閉場となります。では閉場後に当該ゴルフ場は、どの様に変化していくのでしょうか。

 当該ゴルフ場による正式な発表が待たれます。

袖ヶ浦CCでは共通平日会員数を減少させていく方針

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 袖ヶ浦カンツリークラブ(千葉県)では2024年4月現在、約600名の共通平日会員が在籍しています。旧袖コースと新袖コースの両コースを、土曜日まで利用出来る会員権です。

 当該クラブでは土曜日のスタート予約が取り辛く、当該会員から苦情が多く出ている現状に鑑み、共通平日会員数を減少させていく事が、この苦情緩和に役立つと考えています。この方策の第一弾として2023年12月末までに、共通平日会員を共通正会員へ300万円の種別変更手数料の支払いにて移動させていました。

 この種別変更へは約100名が応じましたが、今後この様な募集を行う計画は、現時点で無い様です。少なくとも2024年4月時点では、共通平日会員への入会申請が有れば、此れまで通り受け付けて行く方針としています。

 しかしながら過去には共通平日会員権の名義変更について、当該クラブ側が手続きそのものを渋る一面も見せており、入会希望者におかれては充分その点に注意を払う必要が有ります。会員権業者への問い合わせのみならず、推薦者の当該会員を通じクラブへ入会手続きについて、確認しておいた方がより良い様に思われます。

高坂カントリークラブ週日会員の名義書換が5月より再開

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 埼玉県の高坂カントリークラブでは、2024年5月1日より週日会員権の名義書換を開始します。週日会員権とは祝日を除き、火曜日から金曜日まで利用出来るものです。

 概要は下記の通りです。
■ 名義書換料(一般譲渡) :660,000円 (税込)
■ 名義書換料(相続・贈与):275,000円 (税込)
■ 年会費(1月から12月):33,000円 (税込)

 なお個人正会員権と法人正会員権更には平日会員権には追加預託金が、入会時にクラブへの支払いとして必要になりますが、当該会員権は不要ですので、名義書換料のみで済みます。

中山徹氏が2024年4月14日ご逝去

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 プロゴルファーの中山徹氏が、2024年4月14日13時28分肺アスペルギルス症にて、ご逝去されました。氏は1946年6月8日生まれでしたので、77歳の御年でした。

 葬儀場は千葉県東金市の松半斎苑東雲閣(TEL 0475-55-4949)にて、4月21日に通夜、4月22日葬儀の予定であり、喪主は妻の中山真知子様が務めるとの事です。

■ 主な経歴
  ・PGA入会  1977年5月1日
  ・PGA役員歴 2009年1月~2018年3月 副会長及び理事

■ 主な戦歴(通算11勝)
  ・1997年 キャッスルヒルシニアオープン
  ・1998年 TCPスターツシニアゴルフトーナメント

 後輩プロより親しまれ「雑草軍団」のリーダーとして活躍しました。合掌

日本カントリークラブは女性施設を大幅に改善へ

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 埼玉県の日本カントリークラブでは、2024年4月下旬より同年12月末にかけ、女性用施設の大幅な改修・増築工事を行います。この間、来場者への不都合は最小限に留め、工事を行う予定としています。概要は下記の通りです。

施設現状増設後
床面積92.6平米(28坪)228.6平米(69坪)
ロッカー数43(会員契約14)100(会員契約50)
洗面(脱衣所、パウダーコーナー)39
浴室(カラン、シャワー)611

 2024年4月現在、同クラブに於ける女性会員専用ロッカー数は14で、空き待ちにて希望されている方は17名居られます。この度の工事が終了した折には、会員専用の数は50となりますので、少なくとも現在の利用者と待機組の要望は、かなえられる事になります。

 上記女性会員用ロッカーに限らずこの度の工事により、当該クラブは女性来場者を大幅に受け入れ可能な環境になります。現在そして将来を見据え、女性の受け入れ無しにクラブの発展は無いと判断し、今回の工事が行われていますが、使用可能となるのは2025年に入ってからです。

 当該クラブでは現在68名の女性会員が在籍していますが、新規入会については特段の制限を設けていませんので、通常の入会条件をクリア出来る方であれば充分に入会可能です。なお工事完了後のイメージを、YouTubeにて確認する事が、下記URLより出来ますので、一度覗いてみる事をお薦めします。

 https://youtu.be/ZIPe95LxiuE

中四国ゴルフ会員権取引業協同組合とは

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 バブル経済期に加盟業者32社を誇った中四国ゴルフ会員権取引業協同組合ですが、2024年4月現在4社まで激減していました。廃業や倒産、更には組合脱退などを経ての現状です。

 此れまで単独で設けていた組合事務所ですが、現在では山下義幸理事長が自ら経営する株式会社共同ゴルフ内へ置いており、各組合員や各ゴルフ場への連絡対応に当たっているとの事です。当該組織はゴルフ会員権発行ゴルフ場を対象している訳ですが、四国4県の他、広島、山口、島根、鳥取、岡山の合計9県を守備範囲にしています。

 今日の課題として、会員権価格が低価格になった事と入会に関するハードルが低くなった為、会員権業者が果たす役割が少なくなった、と苦しい胸の内を山下理事長はお話し下さり、如何にゴルファーや各ゴルフ場の抱える二ーズを組合員が吸い上げられるかだとしました。

 設立34年目を迎える本年、如何に組織を活性化させられるか、山下理事長ほか組合員の粘り強さが求められています。此れまでも組合員の不祥事には、組合員が減少してしまう恐怖心に打ち克ち、毅然と対処して来ています。この姿勢を貫き通せている事が、健全性の何よりの証と言えます。
 今後の動向が注目されます。

■ 連絡先
  中四国ゴルフ会員権取引業協同組合
  〒790-0067 愛媛県松山市大手町1丁目10番8号ー502号 (株)共同ゴルフ内
  TEL 089-947-8401 / FAX 089-948-1404

 かつての富士国際ゴルフ倶楽部は2024年4月1日より、三甲ゴルフ倶楽部富士コースへ名称が変更になりました。岐阜の三甲株式会社が当該ゴルフ場を取得したのが2021年9月30日ですから、約2年半が経過してからの事になりました。

 当該ゴルフ場は36ホール規模の大型ゴルフ場ですが、これまで富士コース18ホールズ、乙女コース18ホールズとして慣れ親しんで来ましたが、この名称も4月1日より変更になっており、概要は下記の通りです。

旧コース名称キャディ付き/セルフ新コース名称キャディ/セルフ
富士コース OUTキャディ付き南コースセルフ
富士コース INキャディ付き西コースキャディ付き
乙女コース OUTセルフ北コースセルフ
乙女コース INセルフ東コースキャディ付き

 新体制では東西コースの18ホールズがキャディ付きになり、南北コースがセルフ対応になります。多くのゴルフ場でキャディ不足に悩まされていますが、当該ゴルフ場もその渦中にあります。それでも20名から25名のキャディ確保を可能としており、お客様へ対応しているとの事です。

 これからも少しずつ、変わっていくのだと思われます。

 2024年4月8日の月曜日に住友生命保険相互会社(住友生命)は東京本社内会場にて、プロゴルファーの蝉川泰果(せみかわ たいが/23歳_アース製薬)とスポンサー契約を締結した事を明らかにしました。

 会見に同席した高田幸徳・取締役代表執行役社長によれば、昨年の某ゴルフ大会の前夜祭にて蝉川プロと直に接する機会が有り、その爽やかな人柄に魅入られ、密かにスポンサー候補としての案を今日まで温めて来たとの事。

 今回契約に当たり住友生命では、『蝉川泰果 Eagle Donation Future Supported by 住友生命』なるタイトルの活動を、今後行って行くとしています。この活動はツアー優勝、ホールインワン、イーグルと言う3カテゴリーでそれぞれ100、50、25ポイントの配分が有り、蝉川プロが獲得した総ポイントにより、ツアー終了後に「将来世代」への支援などを行う団体へ、寄付するとしています。

 蝉川プロ自身は今年早めにツアー1勝を上げる事を目指しており、その過程でイーグルやホールインワンはついてくるものと考えています。昨年最多の23イーグルを奪取しており、今年は更なる積み上げを目指します。積極果敢なそしてアマチュアの方々を魅了出来るゴルフを展開する事で、同世代の背中を押せたら良い、と蝉川プロは考えています。

相模原ゴルフクラブは2025年1月に年会費改定

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 相模原ゴルフクラブでは2025年度より、会員の年会費額を改定するとして、4月に入り明らかにしました。これは2024年3月17日に開催された理事会にて、決議された内容ですが、その概要は下記の通りです。

会員種別改定前(税込)改定後(税込)
正会員132,000円198,000円
平日会員99,000円158,400円

 2025年1月1日に始まる年度からこの内容が適用される訳ですが、前回の改定が2012年でしたので13年ぶりになります。既に4月上旬に入り書面にて全会員へ、この内容を報告済みと同クラブではしております。

 今後新規に入会申請をされる方は、当然この事実を理解した上での申請になります。