公益社団法人 日本プロゴルフ協会(以下PGA)は2020年5月14日、今年2020年に開催予定の『第88回日本プロゴルフ選手権大会』について、延期する事をメディア関係者へ明らかにしました。
今大会は7月2日(木)~7月5日(日)までの4日間、栃木県の名門・日光カンツリー倶楽部で開催される予定でした。しかしながらCOVID_19の感染が、ほぼ日本全土をおおい尽くす中、ゴールデンウイーク明け以降若干の終息傾向をみせつつも、5月14日政府により緊急事態を解除されたのは、全国で39県に留まっております。
栃木県は今回の解除対象県であり、自粛要請の緩和が今後徐々に実感されて行く事とは思われますが、大会開催に当たりその関係者の多くは、非解除エリアから移動して来る事も当然想定されています。この様な理由から、今回延期の判断が下されました。
しかしこの判断は、あくまでも延期であり、中止では有りません。当然状況が好転した場合、開催へ向け舵が切られる事と思いますが、反面集団感染などが各地で再度起きた時には、当然中止も有り得るのだと思われます。いずれにしても最終判断は、6月15日に開催されるPGA定例理事会後と成ります。
日光カンツリー倶楽部会員によれば、現在のコース状況は最高の状態になりつつ有り、特にグリーンは申し分無いとの事です。同倶楽部松本理事長とPGA倉本会長の熱い思いが、COVID_19を焼き尽くしてくれるのでしょうか。