2013年に於けるゴルフ場経営企業の、法的整理に関する件数が縮小しました。件数にして10件です。これは1999年から倒産企業が増大していく訳ですが、2013年の件数はそれ以前の状況となりました。
安倍自民党が政権を掌握して以降、矢継ぎ早に繰り出された経済政策が功を奏し、安定感を見せ始めた事も背景には有る様に思えます。
しかしながらゴルフに関する報道機関の一つである一季出版(株)が発行する専門誌では、「大手企業の法的整理が一巡したのに加え、メガソーラーなど別事業に転用するために法的整理をせずにゴルフ場を廃業、閉鎖する動きが相次いだことも影響したもので、必ずしも経営環境が好転したとはいえない。」 としております。2013年法的整理企業の一覧は下記の通りです。
- 01月 (株)ワールドエースカントリークラブ_(山梨県)
- 03月 有明ゴルフ(株)_(佐賀県)
- 04月 東宇都宮観光(株)_(栃木県)
- 04月 岐阜中央開発(株)_(岐阜県)
- 06月 (株)ウエストワンズ_(兵庫県)
- 07月 (株)岐阜関スポーツランド_(岐阜県)
- 07月 (株)利根ゴルフ倶楽部_(茨城県)
- 10月 旭川リゾート開発(株)_(北海道)
- 11月 エクセル(株)_(石川県)
- 11月 岩見沢雉ヶ森ゴルフ場_(北海道)