東京の府中カントリークラブは、2014年7月20日に仮オープン致します。本年2014年1月よりコースを全面的にクローズして進められてきた改造工事は、天候に大きく左右される事無く順調に推移し、6月末をもって一応終了しております。これを受けて7月に入りクラブ役員関係者の試打ち、従業員による内覧など一連の作業を経て、7月20日仮オープンと成りました。
仮オープン期間は会員のみのラウンドと成り、平日は1日80名まで、土曜日、日曜日に関しては120人までと言う来場者制限を設ける予定との事です。10月1日にグランドオープンと成り、ビジターを同伴しての、会員によるラウンドが可能と成ります。
約20年前バブル経済時に造られたメイングリーンとサブグリーンを繋ぎ合わせただけの(ひょうたんグリーン)と揶揄されたグリーンは、この度やっと生まれ変わる事になりました。コース改造工事開始に至るまでは紆余曲折が有り、特に顕著だったのが、会員有志による反対運動でした。しかしながらその反対勢力に対する現執行部の説得が、功を奏し今日に至ったと言えます。
工事期間中は従業員全員が作業トラックの誘導作業などに交代で当たり、工事の一翼を担ったのです。これは半年間と言う休業期間中で有るにも関わらず、クラブでは従業員を解雇する事が無かった為です。府中カントリークラブの豊富な内部留保資金による、なせる業だったと言えます。
2014年7月14日時点で、芝の活着状態も非常に良く、第四世代の酷暑対策用シャーク芝も、この夏その力を発揮する事に成ります。