栃木県のサンヒルズカントリークラブでは、2021年4月26日よりクラブハウス内に、『焼肉南大門 離宮 SUNHILLS』をオープンさせ約2週間が経過しました。この間コロナ禍と言う状況ではあるものの、密にならない広々として店内構成もあり、ディナーに大変人気が集中しています。
PGMグループでは、「焼肉南大門 離宮」を経営する株式会社ファザーとフランチャイズ契約を締結し、傘下のゴルフ場・サンヒルズでこの焼肉店をオープンさせました。この運営コンセプトは高級路線で有り、それは昼食料金一つを見ても、通常のゴルフ場ランチとは比較にならない高い設定になっています。その概要は下記の通りです。
ランチ(9:30~14:00) | Aランチ2,750円、Bランチ3,300円、Cランチ3,850円 |
アフター(14:00~17:00) | アフターセット3,850円 |
ディナー(18:00~21:30) | 鬼怒川コース8,800円、日光コース11,000円、特選14,300円 |
しかしながら国産和牛を使用した場合、この様な料金体系は至極当然の内容だと言われております。クラブハウス内に独特の高級感を醸し出す離宮ですが、これはハイエンドゴルファーを求めひた走っているグランPGMブランドに、サンヒルズが位置付けられている為です。
PGMグループでは此れ迄多くの傘下ゴルフ場で、安価な料金体系を設け、ゴルフの楽しさを提供して来ました。しかしその様なコンセプトだけでは吸収しきれ無いハイエンドゴルファー対策として、2017年夏より「グランPGM」ブランドを稼働させて来ています。
当該ゴルフ場はそのブランドの1コースに位置付けられており、「離宮」はまさにそれを象徴する様でもあります。今後新型コロナの動向を注視しながらPGMグループでは、他の「グランPGM」コースへもこの「離宮」を取り入れて行くのでは無いかと思われます。ある意味サンヒルズは、アンテナショップ的存在なのかも知れません。
PGMグループは今、量から質への転換を、模索している様にも見えます。