『PGA TOUR』商標を米国PGA TOUR社へ使用許諾

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 公益社団法人日本プロゴルフ協会(以下PGA)は2017年5月8日、『PGA TOUR』の商標権を米国PGA TOUR社へ、2017年5月1日より貸し出す件に付いて、その専用使用権を許諾したとして、広報を通じて明らかにしました。これにより米国PGA TOUR社は、今後日本国内において『PGA TOUR』商標を利用した、様々な事業展開が可能となりました。

 かつて日本において『PGA TOUR』はプロゴルフトーナメントの名称でしたが、1999年2月8日に日本ゴルフツアー機構(以下JGTO)が発足して以降、ゴルフツアー名称として使用される事はほとんど無く、使用されるとしてもグッズ販売などに限定されておりました。

 PGAはJGTOとたもとを分けてからは、シニアツアーを主に主管して来ておりますが、今後はその名称をPGA SENIOR TOURとして表記して行くとしております。また多くの方々から分かりづらいと不評である日本のトーナメントについて、PGAは分り易くトーナメント全体の統一感を持たせる為に、JGTOツアーについてはJAPAN PGA TOURか或いはPGA TOUR of JAPANとしては如何かと、JGTOサイドへボールを投げているところだとしました。

 この度の本契約締結に関して、PGA TOUR アジア支社長である石井政士氏は、次の様にコメントしております。


PGA TOURという商標が使用可能となり大変光栄に思っております。私達PGA TOURは日本国内のゴルフファン、メディア、スポンサー、そして潜在的なスポンサーにPGA TOURの素晴らしさをご提供させて頂くことで、更なる国内ゴルフ市場の拡大、活性化に寄与していきたいと思っております。