日本のゴルフ聖地100

☆ 著　 　者　　大塚 和徳
☆ 発 行 者　　金子 豊
☆ 発 行 所　　日本経済新聞出版社
　 　 　 　 　　　〒100-8066
　 　 　 　 　 　 東京都千代田区大手町1-3-7
☆ 連 絡 先　　03−3270−0251
☆ 初版発行　 2018年11月21日　（税別　定価 2,800円）

☆ 著者略歴　
　　　　　　　　　1934年　大分県生まれ。
　　　　　　　　　　　　　　 終戦まで満州国公主嶺市で育つ。
　　　　　　　　　　　　　　 東京大学経済学部卒業後、第一銀行を経て帝人に入社。
　　　　　　　　　　　　　　 フルブライト留学生としてペンシルバニア大学ウォートン・スクールで学び
　　　　　　　　　　　　　　 MBA取得。
　　　　　　　　　　　　　　 英国ターンベリー・ホテルの経営、ジ・オックスフォードシャーGC建設に携
　　　　　　　　　　　　　　 わる。
　　　　　　　　　　　　　　 海外でプレーした有名コースは450を超え、1998年より20年間、米ゴルフ
　　　　　　　　　　　　　　 マガジン誌「世界ベスト100コース」の選定パネリストを務める。
　　　　　　　　　　　　　　 現在、日本コース設計者協会名誉協力会員。
　　　　　　　　　　　　　　 著書に『世界ゴルフ見聞録』、『コースが語る世界のゴルフ史』、『ゴルフ五
　　　　　　　　　　　　　　 番目の愉しみ』、『ゴルフ千年＝タイガー・ウッズまで』等がある。

「　　　約9年前、ゴルフ専門誌『ゴルフトゥデイ』から、”日本のゴルフ聖地100選”（選別された100コース）の連載
　　　を依頼された。
　　　この意欲的な申し出を受け、毎回1コースずつを書き続け、遂に100コースまで到達した。

　　　　　　　　　　 本書の本文はこの記事がベースとなって、さらに1冊の単行本となるよう、必要な内容を追加したものである。
　
　　　　　　　　　　　　まず、どのような方法で100コースを選ぶかが大きな問題だった。
　　　　　　　　　　　　ベスト100コースの選定は難しい。厳密なものの作成は、ほとんど不可能である。
　　　　　　　　　　　　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　・　　　」

　　　　　　　　　　　━　（　はじめに　）　より抜粋　━

■ 本書に関して

　本書が出版されたのは2018年11月21日なのだが、神田神保町の東京堂書店で購入したの
は、それから2ヶ月ほど経過した1月27日であった。
　それから一年半に渡り、本書は事務所の書棚に、飾られたままに成っていた。言い訳に成っ
てしまうのだが、他の資料の読み込みに時間を取られてしまい、途中から放り出してしまって
いた。

　2020年6月下旬になり、やっと読破出来た。
　2020年春時点で全国には、2150コースが有ると言われている。本書を読んで感じるのは、
全国には隠れた名コースが沢山あると言う事実だ。

　世界の名コース100へ、日本から選出されるのは、ほんの数コースである。果たしてそうな
のだろうか、と時々疑問に感じる事もある。アピール度が弱い故に、選出されない点もある様
に、思われて仕方無い。
　本書にふれていると、尚更その様に思える。

　しかし本書に登場する100コースを著者が、全国へ尋ね歩き触れられたのは、第三者から
見て何とも羨ましいものだ。
　ゴルフ愛好家であるならば、是非一度やってみたいものでは無いだろうか。それが出来ない
ならば、本書にてさまよってみたいものだ。

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現在好評につき販売中との事。　（2020年6月）