ハノイゴルフクラブ物語 〜 ベトナムでゴルフ場をつくる 〜
☆ 著 者 室賀 信男☆ 発 行 者 佐々木 紀行☆ 発 行 所 株式会社 カナリヤ書房 〒141-0031 東京都品川区西五反田6‐2‐7 ウエストサイド五反田ビル3F TEL 03-5436-9701 / FAX 03-3491-9699 http://www.canaria-book.com☆ 初版発行 2011年1月10日 (税別 定価 1,400円)☆ 著者略歴 Hanoi Golf Club 創設者・顧問 近畿大学商学部卒。 在学中建設コンサルタントでアルバイトを経験し、その後、専門学校を卒業し、 建設コンサルタント会社へ就職。 その後、独立し、測量会社を設立。 1998年にはじめてベトナム・ハノイ市を訪問。 その後、ベトナムに一目惚れし、ハノイ市にゴルフ場建設の計画を進める。 2006年にハノイゴルフクラブを開業させ、今ではベトナムで最も評価の高いゴ ルフ場として知られる。 現在60歳で還暦を迎えたが、まだまだ意気盛んである。
「 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 私がベトナムに通うようになって、10年あまりの歳月が流れました。わけあって、ある日突然、自分自身に1 つのミッションを課すことになりました。 それは、当時まだ現地なかった日系のゴルフ場をつくることでした。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 拙著では、そんな私が七転八倒し、多くの方々に支えられながら、ついに夢を現実のものとしたいきさつを、 さまざまなエピソードを交えてご紹介したいと思います。 日本人全体がすっかり自信を喪失してしまっている今、働くということ、生きるということについて、あらため て考えていただくきっかけとなれば、幸いです。 」 ━ ( はじめに ) より抜粋 ━
■ 本書に関して
本書は大変に読み易い。それは行間が広いのと、文章の途中で深く読者に考え込ませる難問が、少ないからではないだろうか。 読み終えて感じるものは、著者の頑張る姿である。そしてその頑張りを通じて、日本の多くの人々を鼓舞したいと言う、著者の思いが伝わってくる。その様な意味では良く書けている一冊、と言えるのではないだろうか。 一般的読者向けとしては良書と言えるも、ゴルフ関係者にとっては若干薄味の様な気がしなくも無い。社会主義国に於いてもゴルフ場が必要とされる社会的背景であるとか、或いはゴルフ場の収益構造、コースレイアウト、芝の問題などを深く掘り下げて語って欲しかった。 私は1978年、解放されて3年足らずのベトナム社会主義共和国を、訪問した経験がある。当時はベトナム人民が、如何様に自らの手で分断された南北を統一させたのか、その底力を知りたい、或いは探る事が目的だった。 それから約38年が経過した今日(2016年)、インドシナ3国の中で、特にベトナムの発展は目覚しいものがある。制度として社会主義を維持しつつも、実態経済は解放政策_資本主義で有る。このバランスを絶妙に保ちながらの中で、ゴルフ、ゴルフ場がどの様な役割を果たしているのだろうか。 社会主義国に於けるゴルフ、ゴルフ場の役割に付いて、興味は尽きない。× × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × ×尚、本書は好評販売中との事。 (2016年5月現在)
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