ゴルフ、この一冊

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コースが語る世界のゴルフ史

☆ 著   者  大塚 和徳
☆ 発   行  日本経済新聞出版社
           〒100-8066
            東京都千代田区大手町1‐3‐7
☆ 連 絡 先  TEL 03-3279-0251 (代)
☆ 初版発行  2015年6月17日  (税別 定価 3,200円)

☆ 著者略歴  1934年 大分県生まれ、戦前満州 (現・中国東北部) 公主嶺で育つ。

               東京大学経済学部卒業後、第一銀行を経て帝人に入社。
               フルブライト留学生としてペンシルバニア大学ウォートン・スクール
               で学びMBA取得。

               英国ターンベリー・ホテルの経営、ジ・オックスフォードシャーGC建
               設に携わる。
               
               海外でプレーした有名コースは450を超え、現在は米ゴルフマガジ
               ン誌 「 世界ベスト100コース 」 の選定パネリスト。

               英国ロイヤル・ノースデボンGC ( イングランド最古のリンクス、
               ウェストウォード・ホー!がホームコース ) 及び
               ロイヤル・セント・デイビッズGC ( ウエールズ随一の名門 ) 会員。

               日本ゴルフコース設計者協会名誉協力会員。

               著書に
                『 世界ゴルフ見聞録 』、
                『 ゴルフ 五番目の愉しみ 』、
                『 「ゴルフ千年」 タイガー・ウッズまで 』 等がある。




「   日本のゴルフ関連の書物に目を転ずると、数は多いが、このゴルフをユニークなスポーツ、ゲームにしてい

  る、コースそのもの、設計概念、実績を残した名設計家、この辺りにスポットを当てた一般ゴルファー向けの著

          書はなかなか見当たらない。

           本書は、この空洞となっている分野を埋めるものをと考え、過去約5年間、一季出版が発行するゴルフ場経

          営の専門月刊誌 『 ゴルフマネジメント 』 に筆者が連載した記事を、 4つの遍に纏め、これに手を加えたもの

          を基本としている。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

           ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・  」

          ━ ( はじめに ) より抜粋 ━




■ 本書に関して

 本書が出版されたと言うニュースに接して以来、入手したいと考えていた矢先に、某大学教授
との会話の中で本書が話題に成った。
 購入しようと考えていた旨を伝えたところ、まとめて購入したので一冊わけてあげる、と言われ
入手した次第。

 本書は4遍で構成されている。
 第1遍 / 偉大なコースを築いたコース設計の名匠たち
 第2遍 / 時代ごとに進化を遂げてきたコース設計理論
 第3遍 / 世界のゴルフ史に遺る記念碑的名コース
 第4遍 / コース論から離れて

 著者は海外のゴルフクラブを訪れた際に、そのコースの歴史等が解かる書物を入手する、或
いは頂いたりし、多くの資料に接している。そして何よりも強みは、その原書をまるで絵本でも読
んでいるかの如く、速度してしまう点では無いだろうか。
 これから述べるエピソードは、著者と交流の有る先程の、某大学教授から伺った話である。
 教授曰く、ある英文のゴルフに関する膨大な資料を、著者へ送った翌日お昼近くに、届いたか
否かの確認の為に電話連絡したところ、(既に半分読み終えたところですよ) との答えがかえっ
てきたと言う。
 その能力たるや、恐ろしい、と教授は話されていて、電話での私に対する説明時間は約10分
におよび、興奮している様にお見受けした。

 本書は著者のこの様な能力と資料読み込みに裏打ちされて仕上げらており、史実に対する記
述は大変勉強になる。何度も何度もノートにメモを取りながら、前後関係が良く理解出来る様に
読み進んだ。

 ある意味、本書はゴルフ史辞典と言えなくもない。
 ゴルフコースに対するその設計理論、設計者の人物像など、著者は世界ゴルフ史その黎明期
より紐解いて解説している。
 約530ページも有る大作なので、本を手に取って見るとその威圧感から、しり込みしそうになる
が、読み込んで行くと興味心が先行し、どっぷりと読みふけってしまう。

 日本では世界のゴルフコース100選に入るコースは、わずかばかりで残念な限りだが、では世
界で絶賛されるコースとは、どの様な設計理論や経緯を持って造られて来たのであろうか。
 ゴルフファンで有れば是非一度、本書を読破して頂き、大塚氏が伝え様としているものをくみ取
り、ゴルフ文化を底上げして行って頂きたいものだと、切に願わずには居られない。

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尚、本書は好評販売中との事。 (2015年8月現在)


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