軽井沢伝説 (避暑地・軽井沢に集った名士たちとの半世紀)
☆ 著 作 者 犬丸 一郎 ☆ 発 行 者 持田 克己 ☆ 発 行 所 株式会社 講談社 東京都文京区音羽2−12−21 ☆ 連 絡 先 03-5395-3783☆ 初版発行 2011年7月1日 (税別 定価 1,600円)☆ 著者略歴 1926年 東京・麹町に生まれる。 1949年 慶応義塾大学卒業後、帝国ホテル入社 1950年 米国留学 (サンフランシスコ市立大学ホテル・レストラン科) (ニューヨーク州コーネル大学ホテル経営学部) 1953年 帰国しふたたび帝国ホテル勤務 1986年 帝国ホテル社長就任 1997年 帝国ホテル社長退任 ( 顧問就任 ) 1998年 軽井沢ゴルフ倶楽部理事長 1999年 帝国ホテル退社 2004年 軽井沢ゴルフ倶楽部理事長退任
「 帝国ホテルの職から退いて、気がつけばもう十二年にもなる。 時の流れるのは早いもので、私が夏の軽井沢を例年、訪れるようになって、すでに半世紀もの月日が過ぎた。 慣れ親しんだ軽井沢の地は、私にとって人生の一部であるといってもいいだろう。 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 」 ━ ( まえがきにかえて ) より抜粋 ━
■ 本書に関して
本書は7章より構成されており、章の巻末には文中に出てきた人物の経歴などが、紹介されている。 その経歴を拝見すると、登場人物が果たした社会的役割や地位などを、確認する事が出来る。 その偉大さに敬服するばかりだ。 著者の実父は、(帝国の犬丸か、犬丸の帝国か) と言われた犬丸徹三氏。 実父は、1910年に東京高等商業学校 (現・一橋大学) を卒業後、世界各国で修行し1919年に副支配人として、帝国ホテルへ入社。 永らく日本のホテル業界の推進役を務め、日本ホテル協会会長のほか、日本高架電鉄社長を兼務し、羽田・浜松町間のモノレール開通に尽力した方だ。 本書は、タイトル通り軽井沢を愛した著者が、軽井沢で触れ合った人物を紹介しながら、軽井沢を紹介していく内容となっている。 特に第三章では、白洲次郎氏を紹介しており、読み進むと必然的に (軽井沢ゴルフ倶楽部) を理解する事が出来る。 2012年時点で日本全国に2,300ほどのゴルフ場が有る中で、ゴルフ倶楽部とは? と自問した時に、その原点なるものが、理解出来る様に思える。 著者が愛した軽井沢、そこに集った名士達の物語が、生き生きと語られている一冊。× × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × ×尚、本書は好評に付き販売中との事。(2015年4月)
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