ゴルフ、この一冊

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ゴルフ会員権・預託証書の法理論

☆ 著 作 者  須藤 正彦
☆ 発 行 者  三好 熙
☆ 発 行 所  株式会社 鷹書房  東京都文京区後楽2-4-1
☆ 連 絡 先  03−815−5523
☆ 初版発行  1979年9月10日 (定価 4,000円)

☆ 著者略歴  栃木県足利市出身
            1966年 中央大学法学部卒
               現在弁護士 (東京弁護士会所属)
               須藤法律事務所 (銀座) にて法律実務に従事

               著作
               破産会社 VS. 債権者 (商事法務研究会、分担執筆、1978年)
               破産・和議の基礎 (青林書院新社、分担執筆、1979年)
               金銭消費貸借法の常識 (日本評論社、分担執筆、近刊)
               この外NBL、手形研究、判例タイムズ、金融法務事情などにゴルフ会員権の
               法律問題について多数寄稿



「  本書では、ゴルフ預託証書の有価証券性の論証に最大の力を注いでいる。

   ゴルフ会員権について、それが譲渡の対象となり、あるいは担保が設定されてゆくという過程に光をあてるな
   らば、
           そこで (裏書) 交付がなされることが常態とされている預託証書の役割が自ずから注目されるものであり、
          わたくしは、
          これが私法上の有価証券であるとの確信にたどりついたのである。 ・ ・ ・ ・ ・ ・

           ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 」

           ━ 巻頭 ( はしがき ) より抜粋 ━




■ 本書に関して

 おそらく1990年の後半であったと思う。古書店にてこの書籍を発見した時の興奮を、私は今
でも覚えている。
 当時ゴルフ関係の書籍と言えば、多くが技術書とゴルフ業界の裏話的面白おかしく読める
物が、大半で有った様に思う。
 その様な中で、本書は学術的観点からゴルフ会員権へアプローチした、貴重な一冊と言え
た。

 1990年当時ゴルフ会員権業を、証券類似業として国は分類しており、有価証券取引業的職
業として、存立していた様に思う。
 又それを裏付ける様にゴルフ会員権自体、金融商品の一角を形成する位置付けで有った。
 その様な環境の中で、ゴルフ会員権業についての業法は無く、日常業務は商慣習と商法、
民法にその拠り所を求めざるを得なかったのも事実だった。

 社会的位置付けが高まっているにも関わらず、ゴルフ会員権とは、と論じた内容の書籍は皆無で、枝葉末節な内容の書物
が、跋扈していたと記憶している。

 この書籍に出会った時、ゴルフ会員権の本質論、その核心的内容に触れて感動すると共に、この研究を1979年時から追求
されて居られた方がいた事に、更に心は揺さぶられた。

 先ず恣意的結論が有り、その結論へ読者を導く為に論ずるのでは無く、事象、現象を一つ一つ丹念に分析し、検証する事に
より、結論を見出すと言うその手法は、正しく社会科学そのもので有り、謙虚さがにじみ出ている。

 ゴルフ会員権を語る上で、是非、押さえておきたい一冊では無いかと思う。

× × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × × ×

尚、本書は絶版である事を、下記出版社にて確認。(2015年3月)
☆ 株式会社 鷹書房弓プレス
  〒162-0811
  東京都新宿区水道町3-12 ミサオビル2F
  TEL 03-5261-8470 / FAX 03-5261-8474


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